本作は「連続ドラマW しんがり~山一證券 最後の聖戦~」のオールスタッフが再集結し、清武英利氏による書きおろしノンフィクション著書の連続ドラマ化企画。原作は、発売前から重版が決定するなど話題沸騰中の「石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの」(講談社刊)。2001年に発覚し、政官界を揺るがした「外務省機密費詐取事件」の映像化にWOWOWが挑む。
そして、ドラマを担う主演・佐藤浩市とその上司役の江口洋介に続き、豪華俳優陣の情報が今回解禁となった。
なかでも注目したいのは、佐藤、江口演じる捜査二課刑事がその刑事生命をかけて追い続ける外務省ノンキャリア・真瀬和則役の北村一輝だ。迫力と緻密さを兼ね備えた演技に期待が高まる。首脳陣の海外訪問や国際サミットなど、莫大な経費を取り仕切るやり手のノンキャリア・真瀬。彼への疑惑が、やがて国家を揺るがす大事件に発展し、物語は大きな局面を迎えることに。そして、佐藤と江口演じる捜査二課の面々をフォローしながら、国家の聖域「外務省」に挑むために奔走したキャリア刑事二課長の東田将之役の萩原聖人。佐藤、江口演じる年上の部下から“ぼっちゃん”と慕われる上司役を好演。
そのほか、真瀬とペルー人質事件で出会った愛人・杉谷朱鐘役に真飛聖、主人公の木崎睦人とは犬猿の仲のベテラン刑事・羽佐間克男役に菅田俊、警視庁内で捜査二課に圧力をかける刑事部長・国友尚徳役に矢島健一、そして外務省に多大な力を持つキャリア官僚役に佐野史郎など、脇を固める実力派キャスト陣による渾身の演技合戦も乞うご期待!
本作は11月5日(日)より毎週日曜、夜10時スタート、全8話でお届け。第1話無料放送なので、お楽しみに!

【番組概要】
“石つぶて”それは、ひとつひとつは小さな石ころでも、投げ続ければ敵陣に傷跡を残す、確かな武器となる―
山一證券倒産の裏で最後まで闘い続けた社員たちの軌跡を、緻密な取材を重ね、著書としてまとめたノンフィクション作家・清武氏。彼が新たな題材として選んだのは、2001年に発覚し、政官界を揺るがした「外務省機密費詐取事件」だった 。警視庁捜査二課に属する“石つぶて”たちが、組織に抗いながらも掘り起こしたこの事件の真相とは―。“三悪人”と呼ばれた外務省役人たちが起こした衝撃的な悪事とは―。
「空飛ぶタイヤ」「沈まぬ太陽」など、骨太な社会派テーマを真正面から描き続けるWOWOWが、次に挑む本作品の監督に、映画『沈まぬ太陽』も手掛けた若松節朗氏、そして脚本に「相棒」を執筆した戸田山雅司氏を起用。「しんがり」チームが再びタッグを組み、新たな衝撃作「連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」を世に送り出す 。

【北村一輝さんコメント】
外務省機密費詐取事件。つまり税金がどう使われているか?
このような事件がニュースに取り上げてられていても、聞こえてくるのは普段耳にしない言葉ばかりで、自分の無知さから興味が湧くこともなくどこか他人事に感じていました。
この話を頂いたのをきっかけに様々な関連資料を読み「現実にこんな事がまかり通っているのか?」と驚かされました。
一人の国民として、一人の俳優としてこの衝撃を皆さんに伝えられるよう挑みたいと思います。

【萩原聖人さんコメント】
今回は、大いなるタブーに挑む骨太な作品。この作品に参加させて頂けること自体が自分にとっても「挑戦」であり「喜び」でもあり、そして「プレッシャー」でもあります。
過去に佐藤さん、江口さんと共演させて頂いたときは部下の役柄でしたが、今回はなんとお二人の上司役! いかにしてその空気が出せるのか、ドキドキしております。
この心地よい緊張感の中、一人の俳優として「石つぶて」の一つになれるように、スタッフ、キャストの皆さんと共に励んでいきたいと思っています。
完成を楽しみにしていてください。

<放送情報>
■タイトル : 「連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」
■放送日時 : 2017年11月5日(全8話) 毎週日曜 夜10:00 ※第1話無料放送
<スタッフ / キャスト>
■原作: 清武英利「石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの」(講談社刊)
■監督: 若松節朗(「連続ドラマW しんがり ~山一證券 最後の聖戦~」、『沈まぬ太陽』ほか) 、村谷嘉則
■脚本: 戸田山雅司(「連続ドラマW しんがり ~山一證券 最後の聖戦~」、「スペシャリスト」、「相棒」ほか)
■音楽: 住友紀人(「連続ドラマW しんがり ~山一證券 最後の聖戦~」、『テルマエ・ロマエ』ほか)
■出演: 佐藤浩市、江口洋介、北村一輝、萩原聖人
真飛 聖、菅田 俊、矢島健一、小野 了、細田善彦、羽場裕一、田中 健、笹野高史、津嘉山正種、佐野史郎