この度、2016年3月に東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて劇場公開された映画『父を探して』が、2017年の文化庁メディア芸術祭でアニメーション部門の優秀賞を受賞したことを記念して、同館でのアンコール上映が決定しました。9/16(土)には上映後にアレ・アブレウ監督によるトークショーも予定しております。

《イントロダクション》
本作『父を探して』(英題「The Boy and the World」)は、ブラジル・インディペンデント・アニメーション界の新鋭アレ・アブレウ監督による長編アニメーションです。出稼ぎに出た父親を探しに、少年が広大な世界を旅するこの作品は、2014年のアヌシー国際アニメーション映画祭でクリスタル(最高賞)と観客賞を同時受賞という快挙を達成。これまでに30以上の映画賞を獲得し、2016年2月のアカデミー賞長編アニメーション部門でノミネートされた、新時代のアニメーションの名作とされています。親子三人で幸せな生活を送っていた少年とその両親。しかし、ある日突然、父親は出稼ぎにでるため、列車に乗ってどこかに旅立ってしまった。少年は決意する――お父さんを見つけて、家に連れて帰るのだ、と。未知の世界へと旅立つ少年を待ち受けるのは、虐げられる農民たちの農村や、孤独が巣食う都会。大人たちや犬、素敵な音楽を奏でる楽隊らの助けを得て、少年は、果たして父親と再会できるのだろうか?

《アレ・アブレウ監督》
1971年、サンパウロ生まれ。13歳のときにアニメーションのワークショップを受講。その後、アニメーション制作に携わるようになる。広告映像やイラストレーションなどを手がけながら、2008年『Cosmic Boy』を監督。短編作品も広島国際アニメーション映画祭ノミネートなど、高い評価を得ている。『父を探して』は長編第二作目となる。

『父を探して』(2013年/ブラジル/80分/DCP)
公式サイト:http://newdeer.net/sagashite
原題:O Menino e o Mundo 英語題:The Boy and the World
監督:アレ・アブレウ 音楽:ナナ・ヴァスコンセロスほか 配給:ニューディアー 配給協力・宣伝:プレイタイム

9/16(土)〜21(木)、シアター・イメージフォーラムにてアンコール上映!
連日21:10〜 ※9/16(土)は上映後にアレ・アブレウ監督のトークショーあり

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