史上最大の救出作戦を描いた映画『ダンケルク』。
監督のクリストファー・ノーランがインスパイアされたという歴史ノンフィクション『ダンケルク(原題:DUNKIRK The History Behind the Major Motion Picture)』(ジョシュア・レヴィ―ン著)が、株式会社ハーパーコリンズ・ジャパンより 2017年 9 月 8 日(金)に緊急発売されます。
本書には著者ジョシュア・レヴィ―ンによるクリストファー・ノーラン監督へのインタビューや映画秘話も収録。歴史書としてはもちろん、映画関連本としても貴重な一冊となっています。映画の理解を深めるためにも、一読されることを強くお勧め致します。

「私たちがこの物語に惹かれたのは、これが勝利でも戦闘でもなく、撤退の物語、生還<サバイバル>の物語だからだったんだ。」――本書収録 クリストファー・ノーラン インタビューより
2017 年 9 月 9 日(土)より日本公開される映画『ダンケルク』は、プロデューサーのエマ・トーマスがノーラン監督に、著者(ジョシュア・レヴィ―ン)の作品を読むよう勧めたことで制作が開始されました。
「ふたりとも、どうして誰もこれを映画にしないのかと不思議に思っていたんだ。人間の物語のなかでも、最高にすばらしいもののひとつなのに。」――本書収録 クリストファー・ノーラン インタビューより

1940 年フランス、ダンケルク港。ナチスドイツの攻撃を受けた 30 万人の連合国軍兵が、海上への異例の撤退作戦によって劇的に救出されました。
本書では、このダンケルク港で行われた史上最大の救出作戦を綿密な取材に基づき記述。退役軍人や生還者へのインタビューも収録され、当時の状況が生々しく蘇ります。
この救出劇は「ダンケルクスピリット(イギリス国民が団結して逆境を克服しなければならないという時に使うフレーズ)」という合言葉があるほど本国イギリスでは有名ですが、日本ではあまり知られていない逸話。
今回の映画化をきっかけに触れてみてはいかがでしょうか。

『ダンケルク』 ジョシュア・レヴィ―ン[著] 武藤陽生[訳] 9 月 8 日(金)発売 文庫判 / 本体 972 円+税

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