『ボーン・アイデンティティ』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・リーマン監督の最新作で、次世代スターの筆頭アーロン・テイラー=ジョンソンが主演をつとめる
映画『ザ・ウォール』(9月1日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開)いたします。

本作はイラク戦争時に実在し、37人のアメリカ兵を殺害したイラク最恐のスナイパー“ジューバ”に狙われた主人公が、極限のに挑む様を描いたバトルフィールド・スリラー。ジューバは当時アメリカ軍兵士を次々と狙撃する動画をインターネットに投稿し、その過激性が注目を集め欧米諸国を震撼させた。イラクでは若者たちからヒーローとして崇められるほど伝説的存在であったが、その後の行方は今もわからず、ISISに殺害されたとの噂もあるが遺体は見つかっていない。謎多き最恐のスナイパー<ジューバ>の狂気と緊迫感溢れる展開で、観る者をスクリーンに引きずり込む超体感型映画が、ついに日本上陸!

本作の脚本は、“ハリウッド ザ・ブラックリスト”に選出された大注目の1本だ。「ザ・ブラックリスト」の認知度は低く日本でも知らない人が多いだろう。しかしその存在は、毎年アカデミー賞レースにも関わってくる作品が多く、多大な影響力を持つ要チェックのリストとなっている。

☆「ザ・ブラックリスト」とは?
そもそも「ザ・ブラックリスト」とは、ハリウッドの映画スタジオの重役たちが選ぶまだ映画化されていない良質な映画脚本のランキングだ。2005年に映画スタジオの幹部だったフランクリン・レナードが行ったアンケートに始まり、歴史はまだ浅いがその影響力は毎年圧倒的な盛り上がりを見せるアカデミー賞にも及ぼす。過去には、『スラムドッグ$ミリオネア』や『英国王のスピーチ』、『アルゴ』、『スポットライト 世紀のスクープ』などアカデミー賞作品賞を受賞した作品も選出されており、人気、実力がともなったものとなっている。また、『(500)日のサマー』や『デンジャラス・ラン』、『ジャンゴ 繋がれざる者』といったラブストーリーからスリラーアクションまで選出ジャンルも多種多様だ。さらにその仕組みは、「Black List」というWebサイトに登録したライターがお金を払って脚本を登録、その脚本に注目した人々が出会い、噂が広がり、その作品に資金が調達され映画化への一歩となる。
本作『ザ・ウォール』の脚本も「ザ・ブラックリスト」に選出され、過去の名作たちに追随する1本となっている。

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