瀬川浩志監督最新作『たまゆらのマリ子』(公開準備中)がイギリス・ロンドンで9月21日から開催されるヨーロッパ最大級のインディペンデント映画祭、第25回レインダンス映画祭コンペティション部門に出品されることが決定した。

都市で生きる男女たちのストレスフルな日常と赤裸々な生態を、卓越した洞察力とブラックユーモアで捉え、予測不可能な展開で描いた本作は、国内では第12回大阪アジアン映画祭、第26回TAMA CINEMA FORUMで上映され大きな話題を集めた。今回が海外初上映となる。本作はレインダンス映画祭コンペティション部門作品賞の他に、日本映画としては唯一となる最優秀脚本賞にもノミネートされており、W受賞の期待がかかる。誰もが身に覚えのある日常的な感情を、奇妙で幻惑的なフィクションの世界に変換する独特な作風により、本作は映画ファンのみならず、広く現代人の心を捉える娯楽作品に仕上がっている。主演は遊園地再生事業団の牛尾千聖、音楽はJYOCHOのギタリスト、中川だいじろー(ex.宇宙コンビニ)が担当している。
第25回レインダンス映画祭の本年度の応募総数は120カ国7500作品、コンペティション部門にはその中から本作含む10作品が選出された。コンペティション部門には本作の他に『武曲』(熊切和嘉監督)、『NOISE』(松本優作監督)の3作品が日本からノミネートされている。

■ストーリー
結婚6年目の主婦、マリ子(牛尾千聖)は日々不満を募らせていた。夫、智晴(山科圭太)とは諍いが絶えず家庭内別居状態。職場のバッティングセンターでは店長、鱈目(三浦英)の横暴や後輩みはる(後藤ひかり)の奔放な言動に振り回される毎日。家に帰りたくないマリ子は、OL時代の友人、まどか(根岸絵美)を頼るが、そのまどかからも見放され逃げ場を失っていく。追い詰められたマリ子は、ある妄執に支配されるようになり次第に現実でも常軌を逸した行動を取り始めるようになる…。

作品名=たまゆらのマリ子(英題:Swaying Mariko)
製作年/オリジナルフォーマット/時間=2017/HD/65分
劇場公開=未定(公開準備中)
監督・脚本=瀬川浩志
撮影・照明=星野洋行
音楽=中川だいじろー
出演=牛尾千聖 山科圭太 三浦英 後藤ひかり 加藤智子 福原舞弓 根岸絵美 西尾佳織 高橋瞳天 柳谷一成 他

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