『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホットファズ-俺たちスーパーポリスメン!』『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う』など、エッジの効いたコメディセンスとヴィジュアル・テクニック、そしてさまざまな映画の引用で、世界中のファンから愛されているエドガー・ライト。イギリス出身の彼が、本格的ハリウッド長編映画デビューを果たし脚本・監督を務めた最新作『ベイビー・ドライバー』が8月19日より公開となる。
この度、本作の特別メイキング映像が到着した。主人公“ベイビー”を演じたアンセル・エルゴートが、ドリフトを特訓する姿や、スタント・コーディネーターへのインタビューなど、 “若き天才ドライバー”という主人公に説得力を持たせるために、出演者やスタッフが一丸となって取り組んだことが伝わるメイキングとなっている。

私生活では『きっと、星のせいじゃない。』の撮影のまで免許を持っていなかったというアンセル。今回の”若き天才ドライバー“という役作りのために、スタント・コーディネーターのジェレミー・フライと共に、一回5時間のセッションを10回行い、映画の中で行われている主なスタントのやり方をすべて教わることで、運転が飛躍的に上達!今回解禁となったメイキング映像では、アンセルが映画にも登場する真っ赤なダッジ・チャレンジャーSRTに乗り、ドリフトを特訓する姿が。クールな表情でハンドルを切る姿には思わずドキッとしてしまう。アンセルは「友達が羨ましがる。”俺もカースタントを習いたい“って」と語り、特訓に大満足している様子。また、アンセルだけでなく、バディ役を演じたジョン・ハムが見事なバックスピンターンを練習する姿も。映画の撮影時に実際にアンセルが運転する許可がおりたカーアクションは二つだけだったというが、スタント・コーディネーターのジェレミーが「車の動きを理解すればより説得力ある役作りができる」と語るように、映画内のアンセルはスタントと完璧に連動した正しい動きで、天才ドライバーという役に説得力を持たせている。メイキング内でエドガー・ライト監督が「全部トリックなしの実演さ」と語るように、『ベイビー・ドライバー』に登場するカーアクションは、ワイヤーやグリーンバックなどの合成は使わず、すべて実演。アンセルの正確なドライビングテクニックと、スタントによる派手なカーアクションにますます期待が膨らむメイキング映像となっている。

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