東宝×KADOKAWAの初の共同配給作品にして、日中共同製作映画としては史上最大の本格ビッグプロジェクトとなる 映画『空海―KU-KAI―』が、来年2018年2月に待望の公開となります。
監督は、カンヌ国際映画祭パルム・ドール、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞をはじめ、数々の受賞を果たし、世界にその名を轟かせる巨匠チェン・カイコー。原作は、「陰陽師」「神々の山嶺」など多数の著作が映像化されているベストセラー作家夢枕獏の「沙門空海唐の国にて鬼と宴(うたげ)す」(角川文庫/徳間文庫)。
玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋から30年後。中国・唐の時代、日本から遣唐使としてやってきた若き僧侶・空海が、詩人・白楽天(はくらくてん)と共に、首都・長安を揺るがす巨大な謎に迫る、一大スペクタクル超大作です。
本作のタイトルロールにもなる、主人公・空海を演じるのは、第68回ヴェネツィア国際映画祭の新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞、日本アカデミー賞などを受賞した染谷将太。海外映画作品初挑戦ながら、唐に渡った若き天才・空海を瑞々しく、そして堂々たる演技で見事務めます。空海の相棒となる唐代の詩人・白楽天には、中国で好感度俳優第一位にも選ばれた、若手実力派人気俳優ホアン・シュアン。そして本作の最重要人物・楊貴妃には台湾出身のチャン・ロン・ロン。傾国の美女とも呼ばれた中国唐代の皇妃・楊貴妃を芯の通った美しさで演じます。さらに、空海と白楽天が追う奇怪な事件のカギを握る人物・安倍仲麻呂には阿部寛。その他、松坂慶子や火野正平など、若手からベテランまで、豪華アジア俳優の競演にも注目が集まります。

今回初解禁された映像は、約6年の歳月をかけて東京ドーム約8個分(367,000ヘクタール)の土地に再現された「長安の都」の圧倒的スケール、さらには、絢爛豪華な衣装を身にまとう日中豪華スターたちの胸躍る映像、そして染谷将太演じる空海たちが挑む、歴史を揺るがす大冒険の始まりを予感させる、圧倒的映像美が迫ってきます。
今回の特報にも収められた貴重なメイキング映像には、まるで唐の時代にタイムスリップしたかのような大迫力のセットと、常時350名を超えるスタッフで行われたという壮大な撮影風景も垣間見ることができます。
1月のクランクアップから約1年のポスプロを経て、本編は年末完成予定。映画『空海』に是非ご期待ください!

※今回解禁の特報①は、8月26日(土)より、劇場で流れます。
※日本200スクリーン以上で公開された日中共同製作映画は、監督:チャン・イーモウ・降旗康男×主演:高倉健の『単騎、千里を走る。』(2006年1月28日 日本公開/東宝配給)以来、約12年ぶり。

タイトル    :「空海-KU-KAI-」
公開      :2018年2月全国公開
監督      :陳 凱歌(チェン・カイコー)
原作      :夢枕獏「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」(角川文庫/徳間文庫)
出演      :染谷将太 ホアン・シュアン チャン・ロン・ロン 火野正平 松坂慶子 阿部寛
コピーライト表記:©2017 New Classic Media, Kadokawa Corporation, Emperor Motion Pictures Shengkai Film
配給      :東宝・KADOKAWA
公式サイト   :http://ku-kai-movie.jp/

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