東放学園映画専門学校映画制作科の2015年度卒業生(2016年3月卒業)・井樫彩さんが脚本・監督を務めた卒業制作作品『溶ける』が、9月2日(土)・3日(日)にならまちセンター市民ホール(奈良県奈良市)で開催される「なら国際映画祭 プレイベント2017」にて凱旋上映されます。
『溶ける』は、「なら国際映画祭2016」学生映画部門(NARA-wave)のゴールデンKOJIKA賞(グランプリ)を受賞。
「カンヌ国際映画祭」への推薦を受け、その芸術性が奨励するに値する映画監督としての才能を示す学生にスポットを当てることを目的として創設されましたシネフォンダシオン部門にノミネート、現地で上映されました。
そして、今回「なら国際映画祭 プレイベント2017」で凱旋上映されることが決定しました。

■「なら国際映画祭 プレイベント2017」 カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン作品上映
日 時 : 2017年9月2日(土)10:30~・3日(日)18:00~
会 場 : ならまちセンター市民ホール(奈良市東寺林町38番地)
入場料: 大人1,700円  小人1,000円 (前売券 大人1,200円  小人600円)
ホームページ : http://nara-iff.jp/
※上映後、井樫監督からのコメント映像を上映する予定です。

当校は、映画監督やアニメ監督などの現役講師陣、実践的な実習、充実した機材や設備など、作品制作に打ち込める環境を整え、各分野で活躍できるクリエイターを育成してまいります。

■井樫 彩監督からのコメント
昨年 9 月に、なら国際映画祭で上映していただき、今年 5 月に同映画祭の推薦でカンヌへ。そして、こうしてまた奈良で上映していただけることをとても光栄に思っております。併映は同じく、カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門にて上映された素晴らしい作品たちです。なかなか観る機会がない作品かと思いますので、この機会にぜひご覧いただければと思います。
<プロフィール>
1996 年 1 月 16 日生まれ、北海道伊達市出身。2016 年 3 月、東放学園映画専門学校映画制作科卒業。『溶ける』は監督 2 作目で、映画制作科卒業制作作品。本年 3 月まで当校でティーチングアシスタントとして勤務し、現在は初めての長編作品となる次回作『真っ赤な星』の準備を進めている。