『ザ・ウォール』実在のイラク最恐のスナイパー”ジューバ”とは!?
『ボーン・アイデンティティ』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・リーマン監督の最新作で、次世代スターの筆頭アーロン・テイラー=ジョンソンが主演をつとめる映画『ザ・ウォール』が9月1日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開いたします。
本作はイラク戦争時に実在し、37人のアメリカ兵を殺害したイラク最恐のスナイパー“ジューバ”に狙われた主人公が、極限のに挑む様を描いたバトルフィールド・スリラー。
モデルとなった実在の最恐のスナイパー・ジューバとはいったい何者なのか。
12年前の2005年、インターネット上に投稿され瞬く間に世界中に広がったある映像が欧米諸国を震撼させた。その映像はまるで自分が照準を合わせるため銃のスコープを覗いているような感覚で、そして次の瞬間、狙撃され倒れていくアメリカ軍の兵士がいく度にもわたって映し出されている。映画の撮影ではなく実際に紛争地帯で起こった紛れもない事実だ。このショッキングな動画を投稿したのが、本作でアメリカ兵を死の恐怖に陥れる狙撃手のモデルとなった伝説の狙撃手(ルビ:スナイパー)・ジューバである。荒野での戦闘を始め、人や自動車の往来がある市街地でさえ狙った相手に気づかれることなく遠距離からその頭部を狙い撃つ正確性は映像とともに残され、戦地に赴いた兵士に恐怖を、アメリカに戦慄をもたらしたとされる。その正体は不明で、数年前にISISによって殺害されたとされているが真実は定かではない。作中では、アメリカ軍でその名は知れ渡り、75人の米兵を狙撃した”死の天使“、あるいは”化け物“という表現が為されているものの、「ジューバと名乗る男は多い。俺はただの男だ」と、ジューバと思われる狙撃手が言うように、ジューバが1人のイラク人であるのか複数なのか謎多き人物である。
巧みな罠で音も立てず静かに狙いを定め、最期の瞬間をじっくり待ち構える死神のようなジューバに追い詰められていく主人公。瓦礫が積まれただけの数メートルにも満たない壁の向こう側には死が待ち受ける極限のなかで、頭脳戦と心理戦がフル交錯する緊迫した90分後の結末は果たして・・・。
イラク戦争時に実在し、今なおその消息が不明の謎多き最恐のスナイパー<ジューバ>の狂気と緊迫感溢れる展開で、観る者をスクリーンに引きずり込む超体感型映画が、ついに日本公開!