「桃太郎」ゆかりの地・岡山を舞台に素敵な人間たちが織り成す、みんなを笑顔にするハートフルストーリーの映画『桃とキジ』が9月9日(土)よりシネマート新宿にて他全国順次公開することになりました。

「桃太郎」を岡山の保育園で演じたのがきっかけで、女優を目指し上京するも上手くいかず、父が亡くなってから5年故郷に帰れていなかった女性が、母親が父の死後一人で切り盛りする帽子店を畳むことを知り、帰郷して自身や家族、郷土の友人との絆を見つめ直すハートフルストーリーです。

主人公・桃を演じるのは、本作が映画主演デビューの櫻井綾。主人公を支える同級生・キジ役は、元・MENS’ NONNOモデルで、現在は俳優業に専念をしている弥尋(みひろ)。

その他、主人公に親子の絆を思い出させる亡き父親役で、『踊る大捜査線』シリーズなどの岡山県出身の甲本雅裕、厳しくも影で主人公を支える母親役でベテランの手塚理美が脇を固める。

また、主人公を追い詰める謎の男役で、岡山県出身の千鳥・大悟、映画プロデューサー役でベンガルらも出演。

メガホンを取るのは『Life on the longboard』、『ヨコハマ物語』などの喜多一郎。

ロケ地となった、倉敷美観地区や吉備津神社、総社市鬼ノ城といった岡山県の名所や、おかやま桃太郎まつり「うらじゃ」の映像も見所です。

<小島 桃役 櫻井綾 コメント>

「私に主演が務まるのだろうかと最初は不安でしたが、悲観的な考えを払拭するように全精力を注ぎ、万全な態勢で挑みました。

演じた桃は、猪突猛進、意地っ張り、頑固、自分との共通点がありすぎて他人事とは思えませんでした。(笑)

“岡山の魅力を1人でも多くの方に伝えたい”という一心で作られた映画です。この作品を観て岡山県出身の方、在住の方には岡山県の魅力を再確認して頂き、まだ訪れたことがない方には是非足を運んでみたい!と思って頂けたら幸いです。」

<秋山洋介(キジ)役 弥尋 コメント>

「まず、岡山の映画と伺って、題名が『桃とキジ』だったので、
最初に脚本を読ませていただくまで、勝手に時代劇だと思っていました。(笑)
読んだ後はすごく納得できたというか、本当に愛情のある話で、
とても前向きな気持ちになれました。
僕自身は桃に感情移入したのですが、多分いろんな人が一回は経験したことある、
そんなことがつまってる話でした。

岡山が初めてだったので、行く場所がどこも美しく、
そこでお芝居をさせていただけるのは本当に幸せでした。

人が人を想う事。それは家族だから、地元が同じだから、
言ってしまえばただそれだけの理由で、
でも無条件に支えあえる素晴らしさを感じました。
地元が同じなだけで仲間意識が生まれます。
そういう風にこの作品を観て下さった方が、『桃とキジ』を観たっていう、
ただそれだけのワードで繋がって、そしてまた、何か感じていただけたら幸いです。」

<喜多一郎監督 コメント>
僕が映画監督として全作品で貫いているテーマが「人間再生」。今回の映画「桃とキジ」では主人公‘桃’を演じた櫻井綾さんの熱演と、岡山の素晴らしいロケーションに支えられ、前出のテーマと共に、笑顔と勇気がしっかりと伝えられる素敵な作品に仕上がりました。
その2つが、一番マッチングし、映画のハイライトシーンとも言えるのが、岡山県が誇る国宝「吉備津神社」で撮影をした場面です。
吉備津神社は、映画の物語のもう一つのモチーフにもなった「桃太郎伝説」発祥の地とも言われ、僕がストーリーを考える上で一番刺激を受けた場所です。
世界的なヒーロー「桃太郎」のエナジーを感じて下さい。
勿論、主人公‘桃’を支えるキジ役の弥尋をはじめ、‘桃’の両親を演じた手塚里美、甲本雅広の深い愛情を感じさせる好演も岡山の町並に溶け込んで輝いています。
「人生に於ける負けは終わりではありません。夢を捨て諦めたら終わりなんです。」
岡山の素敵な景色の中で輝く桃とキジの笑顔から、明日への勇気を感じ取って下さい。

©2017「桃とキジ」製作委員会

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