。『最強のふたり』の製作陣が初のアニメ映画に挑み、『カンフー・パンダ』『マダガスカル』などの名作アニメーションを世に出してきたアニメーター、パリ・オペラ座の芸術監督が集結!花の都パリを舞台にバレリーナになることを夢見る少女の物語を描いた『フェリシーと夢のトウシューズ』が8月12日(土)より全国公開となります。
家族のいない、ひとりぼっちの少女が情熱だけを胸に、パリ・オペラ座のバレリーナを目指す、夢に恋する物語が誕生!
19 世紀のフランス・パリを舞台に繰り広げられる 1 人の少女の成長物語。日本語吹替版で主人公フェリシーの声を演じるのは、いま最も旬な輝きを放つ若手女優、土屋太鳳。本作が洋画アニメーション映画吹替初挑戦となる。その他、個性豊かなキャラクターに命を吹き込むのは、黒木瞳、熊川哲也、夏木マリら豪華俳優陣。いずれも豊富なダンス経験を持つキャストたちが勢揃いした。
これがアニメ!?目を奪われる圧巻のダンスシーンに注目!特別映像が公開。

幼馴染のヴィクターと孤児院から抜け出し、バレリーナになることを夢見てパリへやってきた踊ることが大好きなフェリシー。ひょんなことからパリ・オペラ座でバレエレッスンを受けることになった彼女は、夢にみたパリ・オペラ座の舞台に立つため毎日特訓の日々を送ることに。ある日幼馴染のヴィクターに連れられて入った店で聞こえてきたブルターニュ民謡に心ふるえ、湧きおこる情熱のままに踊るフェリシーの姿が印象的なシーンとなっている。
軽快なステップとともに店内中を跳びまわり、その場にいた客たちを魅了するフェリシーの生き生きとした表情に観ているこちらまで顔がほころんでしまうだろう。
本編のすべてのダンスを振り付けたのは、パリ・オペラ座芸術監督を務めるオレリー・デュポンと元エトワールのジェレミー・ベランガール。普段はバレエを専門としている彼らだが今回はコンテンポラリーな要素も取り入れ、型にはまることなく自由に踊る彼女の姿を見事体現。マルチな才能を見せつけた。ジェレミーは脚本からインスピレーションを得てダンスを考案。それをオレリーに踊らせてカメラで撮影しながら振付やアングルを少しずつ修正しダンスを完成させている。フェリシーが踊る速いステップや大ジャンプなど、実際には真似できないアニメーションならではの表現を楽しんだという。驚くほどしなやかなフェリシーの動きは、指先からつま先まで美しく見えるよう細部までしっかりと監修されており、今までのアニメーション映画とは一線を画すなめらかなキャラクターの動きは必見だ。

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