香港映画界で俳優として数々のヒット作を連発し、監督としても『少林サッカー』(01)、『カンフー・ハッスル』(04)、『ミラクル7号』(08)、『人魚姫』(16)と、作品を発表するたびに話題となり、自身の興行記録を塗り替えているヒットメーカーのチャウ・シンチー。彼が2013年に発表した『西遊記~はじまりのはじまり~』はその年の中国映画興行No.1を記録し、西遊記映画ブームに火をつけ、日本でも大きな話題となりました。その待望の続編『西遊記2~妖怪の逆襲~』が9月8日(金)よりTOHOシネマズ六本木ほか全国ロードショーいたしますが、老若男女に楽しんでいただくため、日本語吹替版を制作し、このたび吹替え版キャストが決定し、キャストからのコメントも到着いたしました。

日本でも超有名なキャラクターの日本語版の声を演じるのは、三蔵法師には「しろくまカフェ」「ダイヤのA」「東京喰種トーキョーグール」や大ブームを巻き起こした「おそ松さん」の長男・おそ松役の櫻井孝弘が担当。前作『西遊記~はじまりのはじまり~』から引き続き、孫悟空には今年1月にTV放送された「人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙3時間SP」で見事に1位に輝き、アニメだけでなく洋画の吹替えでもブラッド・ピットやジム・キャリーといった俳優を数多く担当している山寺宏一、同様に前作に引き続き段役を映画『結婚』、TVドラマ「おんな城主 直虎」の女優・貫地谷しほりが演じている。また猪八戒には「弱虫ペダル」「ONE PEACE」「トリコ」の野島健児、沙悟浄には「ガン×ソード」「アイシールド21」の星野貴紀。そして「ルパン三世」の沢城みゆき、「名探偵コナン」の山口勝平、「ガンダムビルドファイターズ」の小松未可子、「地獄少女」の能登麻美子、「サザエさん」の茶風林といった面々が声を担当しております。
『西遊記2~妖怪の逆襲~』は、今年1月に中国で公開されて2017年度中国国内映画興行収入第2位となる16.5億元(日本円で約265億円)の大ヒットを記録しております。
本編の監督は“香港映画界のスピルバーグ”こと『セブンソード』(05)、『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』(11)のツイ・ハーク。もともと孫悟空を主人公にした映画化を長年企画として温めていましたが、今回、チャウ・シンチーと手を組み、大ヒット作の続編をコミック的な要素と老若男女が楽しめるファンタジー・エンタテイメントに仕上げました。
前作は誰も知らない三蔵法師と三人の妖怪たちとの出会いをベースにした、とんでもねえ~ストーリーでしたが、続編である本作は誰もが知っている天竺の旅の途中で立ち寄った比丘国(びくこく)で妖怪たちの逆襲に遭うおったまげ~なストーリーとなってます。

●吹替え版キャストコメント
櫻井孝宏さん(三蔵法師)
冴えない玄奘、魚類の沙悟浄、テカテカの猪八戒、小汚い孫悟空、
宇宙サイズの如来様……いじり出すとキリがないです。
チャウ・シンチー風味が凄すぎて、あんな西遊記は初めてでした。
まさか、その続編に出演できることになるとは!ナンマンダブナンマンダブ…。
2もはちゃめちゃ楽しいですよ!劇場で笑っちゃいましょう!!

山寺宏一さん(孫悟空)
チャウシンチー作品が好きで好きでたまらない自分としては、待ちに待った続編です!
監督がツイハークになり、ほとんどの俳優が変わっていたのには驚きました(笑)
でも相変わらずの「ありえねぇーぶっ飛び」方で、吹き替えていて本当に楽しかったです!
是非劇場で「バッカじゃねーの!」と笑いながら感動して下さい。

貫地谷しほりさん(段)
私が初めて洋画の吹替えの仕事をしたのが前作『西遊記~はじまりのはじまり~』でしたので、
とても想い入れがありました。
今回もスー・チーさんが前作に引き続き出演されていて、その声をまた担当させて頂けることに
大変光栄に感じています。頑張って段さんを演じましたので楽しんで観ていただければ幸いです。

野島健児さん(猪八戒)
考えてみたら西遊記という作品をちゃんと知りませんでした。
僕の中では、西遊記=コメディという印象で。今作もコメディで僕の中では確信しました。
役は猪八戒で僕としては意外性のある役でした。楽しんでいただけたら嬉しいな。
星野貴紀さん(沙悟浄)
痛快道中記の印象だった西遊記が、まさかこんなアクション珍道記になるとは驚きでした。
演じさせていただく沙悟浄もつかみどころがなくて楽しい!続きがとても気になります。

沢城みゆきさん(九宮真人)
日本語でも、ぜひ!ぜひ!見ていただきたい吹き替え版ができたように感じています。
数多ある西遊記作品の中で、記憶に残る一本になれたら、それ以上のことはありません。

山口勝平さん(比丘国国王)
西遊記は大好きな作品です。物語も楽しみながら、収録に参加させていただきました。

小松未可子さん(小善)
今回初めて、西遊記に参加させて頂きました。
私も声を当てながら皆さんのお芝居を楽しんでいましたが…まさにフリーダム。
こんなにお腹を抱えて笑えるのに、泣けるところは泣けて、カッコいい所はひたすらに魅力全開。
ぜひ吹き替えでもご覧になってください!!

能登麻美子さん(蜘蛛女)
西遊記のイメージがどんどん新しく生まれ変わっていくようでした。
釘付けになる作品です。是非、吹き替え版もご覧になって頂けると嬉しいです!

茶風林さん(師匠)
とてもなつかしい感じでワクワクしています。CGを駆使して作ると西遊記も全然別物ですね!
京劇の楽曲と、フルCGアクションがうまく合っていてびっくりです!
とても楽しい作品でした。

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