ルパン生誕50周年の今年2017年。1月にはルパン史上初のMX4D®として『ルパン三世 カリオストロの城 MX4D®版』が公開され、話題となりました。17スクリーンでの興行ながら、7600万以上の興収を記録し大ヒットしたのも記憶に新しいところ。
 そして、ついにあの大傑作『ルパンVS複製人間(クローン)』が39年ぶりにシリーズ初の4Kリマスター化+5.1chデジタルサウンド化&MX4D®版(製作・著作・配給:トムス・エンタテインメント)として上映されることが決定致しました。
1978年にアニメ「ルパン三世」の劇場用長篇第1弾として公開された本作は、ルパンの処刑から始まる衝撃のオープニング、謎の怪人マモーとの『賢者の石』をめぐる壮絶な戦いで、ルパンファンの心を掴み、宮崎駿監督の『ルパン三世 カリオストロの城』と人気を二分する大傑作と謳われている作品です。
ピラミッドからのバイクでの大逃走劇、スピルバーグの『激突!』を彷彿させる超大型トレーラーとのカーチェイス・・・など名シーンの数々は、シートの動き、振動、風、ストロボなどの特殊効果によって臨場感を演出する最新の体感システムであるMX4D®版にピッタリ!!さらに、監督である吉川惣司の監修によるMX4D®化とファン待望の仕様でスクリーンに登場します。公開当時はモノラルだった音声は最新技術により大迫力の5.1chデジタルサウンドに生まれ変わりました。
シリーズの中でもハードさが際立つ、ルパン・次元・五ェ門たちのアクションにもっともセクシーな峰不二子!
シリーズ随一のハードなアクションシーンを5.1chデジタルサウンド&MX4D®で体験できるこの機会を見逃すな!!

【4Kリマスタリングとは】
公開当時のオリジナルネガフィルムを1コマ単位で4Kデジタルスキャニングをし、解像度の高い4Kマスターを作成します。デジタル補正作業に加えて、フィルムに付着した汚れ・キズをデジタル上で除去する作業を行い、35㍉オリジナルネガフィルムの潜在能力をフルに引き出した高鮮明・高精細な映像を実現するものです。

【MX4D®とは】
“MediaMation  MX4D®”とは、エンタテインメントの本場米国ロサンゼルスに本社を構え、4D/5Dモーション・エフェクト・シアターとシートの特許を持ったリーディングサプライヤーであるMediaMation社が開発した、3D映画を超える最新の「体感型」4Dシアターシステムで、国内においては、ソニービジネスソリューションが販売代理店として、施工・保守・プログラム制作を展開しております。映画のシーンに合わせて客席のシートが、前後、左右、上下に動くとともに風、ミスト、ストロボ、煙や振動など、五感を刺激する特殊効果があり、これらが連動することによって、通常のシアターでは決して味わえない「アトラクション型の映画鑑賞スタイル」を実現。“MediaMation MX4D®”の登場によって、映画は「観る」から「体感する」に変わります。
本作は、3D(立体化)はしていないものの、その素晴らしい映像、音響に加えて、今回、ソニービジネスソリューション/ダイナモアミューズメント両社によるMX4D®ならではの特殊効果が徹底的に加えられました。
従来MX4D®のプログラム制作はアメリカまで行って作業しなければなりませんでしたが、MX4D®国内販売会社であるソニービジネスソリューションがプログラム制作ライセンスも取得した事で、国内での制作が可能となりました。そのプログラム制作はダイナモアミューズメントが担当し、その20年以上も遊園地やテーマパーク用映像を手がけてきた様々な動きの演出やノウハウをMX4D®に惜しみなく注ぎ込んでいます。
原作:モンキー・パンチ ©TMS

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