「ブルーバレンタイン」で脚本を担当したジョーイ・カーティス監督による近未来SF映画『ウィンター・ドリーム氷の黙示録』が新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2017/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」(17年7月15日~8月18日)で劇場公開となります。

スパルタン7VSミュータント!人類の本当の敵は–?
人類とそれを凌駕する新たな存在との闘争は『猿の惑星』シリーズをはじめスピルバーグ監督の『宇宙戦争』や怪獣との死闘を描いた『パシフィックリム』など多くのSF作品で描かれてきた。
本作では人類が自分たちの代わりに亜北極の気候の中で労働させるために生み出したミュータントの謀反により人類とミュータントの戦いが幕を開ける。人類側の指導者トラジャン将軍は対ミュータント特殊部隊スパルタン7の精鋭達にミュータント追撃命令を下す。スパルタン7の隊長ビショップは過去にミュータント研究者であった最愛の妻マーラをASH-393(ミュータント)に殺されたうえ、子供を連れ去られており、復讐を誓っていた。スパルタン7の精鋭たちはASH-393の仲間たちが潜むデッド・ゾーンと呼ばれる電子機器が一切使えない危険区域に入り決戦に挑む。その戦いに身を投じる中でビショップは元スパルタン隊員である一人の男と出会いミュータントの新たな可能性を知ることになる。そしてこの戦いに隠されたある異変に気づき始めるのだが…。
マーラを殺しのは本当にミュータントなのか?ミュータントはいったい何のために人類に反旗をひるがえしたのか?人類の敵は本当にミュータントなのか? 大きな陰謀が絶対零度の氷の世界に渦巻く。映画の舞台は今から290年後の世界であり、もしかするとこういった状況が現実になっているかもしれない、と思いながら見るのも面白そうだ。

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