『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホットファズ-俺たちスーパーポリスメン!』『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う』など、エッジの効いたコメディセンスとヴィジュアル・テクニック、そしてさまざまな映画の引用で、世界中のファンから愛されているエドガー・ライト。イギリス出身の彼が、本格的ハリウッド長編映画デビューを果たし脚本・監督を務める最新作『ベイビー・ドライバー』が8月19日(土)より全国公開が決定しました。

3月に開催されたサウス・バイ・サウス・ウェスト映画祭でお披露目され、大絶賛の観客賞を受賞。さらに映画評価サイトのロッテン・トマトでも、高評価の96%フレッシュを獲得した本作。全編に流れる楽曲に合わせた台詞やドライビングシーンの作品構成で、カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』とも評されています。
主人公ベイビーには、その甘い顔立ちで世界中の女性を虜にした『きっと、星のせいじゃない。』『ダイバージェント』のアンセル・エルゴート、ヒロインには『シンデレラ』のみずみずしい演技が記憶に新しいリリー・ジェームズ。またベイビーとチームを組むメンバーに、アカデミー賞主演男優賞を獲得したジェイミー・フォックス、TV シリーズ『MAD MEN マッドメン』で大ブレイクしたジョン・ハム、そしてその恋人役で妖艶な魅力を発揮するエイザ・ゴンザレス。同じくアカデミー賞を二度受賞した大ベテラン、ケヴィン・スペイシーがチームをまとめるボスを演じるなど、豪華俳優陣の共演も話題となっています。

この度、本作のヒロインであるデボラを演じたリリー・ジェームズのインタビュー映像が到着!初めてエドガー・ライト作品へ参加した感想や劇中で流れる音楽、豪華キャストとの共演について熱く語っています。
本作の脚本が届いた時の感想について「監督のファンだから脚本が届いて嬉しかったわ。読もうとしたら読みながら音楽が聴けるアプリが付いていたの。車のドアやワイパー音などの効果音までミックスされていたわ。だから、読みながら完全にこの映画の世界に没頭することができたし、こんな脚本は初めてだったわ。」とコメント。音楽マニアのエドガー・ライトらしいサプライズに感激したようだ。劇中でも重要な役割を果たしている音楽については「この映画全体が主人公のベイビー(アンセル・エルゴート)自身のサウンドトラックになっている。(彼の)耳鳴りを消すためのね。だから観客は音楽を聴きながら、彼と一緒に世界を見ることになる。すべての物事が音楽に合わせて起こるの。“音楽”がこれほど重要な作品は今まで観たことがないわ。全編を通してミュージカル風で、きっちり振り付けされたシーンもあるの。それに、カーチェイスは全部CGではなく本物よ。だからリアルで危険なの。撮影シーンを見たけどすごく迫力があったわ。」と語っている。豪華なキャスト陣については「どのキャラクターも生き生きとして個性が際立っている。ジェイミー・フォックス、ケヴィン・スペイシーをはじめ、俳優陣がすばらしい。出演できてすごく光栄だわ。」と語り、アカデミー俳優たちとの共演を楽しんだようだ。

エドガー・ライトが自ら「ロックンロール・カーチェイス・ムービー」と評する本作は、大迫力のカーアクション×監督が厳選した全30曲の名曲の数々で送るアドレナリン フルスロットルの1時間53分!、全米では6月28日(水)より3226スクリーンで公開され、公開初週の5日間で3000万ドル(約33.7億円、1ドル=112.5円換算(7/3付け)を記録。当初のスタジオ予想1500万ドルを大幅に上回るダブルスコアの成績で、初登場2位を記録!8月19日(土)からの日本公開にも期待が高まります。

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