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8/4公開の、出演:織田梨沙(「秘密 THE TOP SECRET」ヒロイン)、満島真之介、ブランドン・マクレランド、三浦貴大、吉岡里帆、寺島しのぶ、渡辺真起子、石橋蓮司、緑魔子の日豪合作映画『STAR SAND -星砂物語-』は、ロジャー・パルバース監督が、35年前の大島渚監督の、「敵国を(自国と)平等に描かない映画は、いくら平和を願って作っていたとしても、反戦映画ではない。むしろ、戦争を賛美する映画である。」という言葉を胸に、原作となる小説を執筆。

主題曲「Star Sand」は、日本語の堪能なパルバースが助監督を務めた、大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』(‘83)で知り合って以来親交のある坂本龍一が、昨年、アルバム制作中に時間を割いて作曲した。

坂本がヨノイ大尉役で出演し、音楽を担当した『戦場のメリークリスマス』は、太平洋戦争中、ジャワ島で敵国という関係を超えて人間としての友情を深めていく男たちを描いたが、『STAR SAND -星砂物語-』も、太平洋戦争中、沖縄の島で、国籍や言葉の壁を超えて絆を深める、日本人脱走兵と米国人脱走兵を描いている。また、両作共、「戦争中の話でありながら、島が舞台で、戦闘シーンがない」などの共通点もあり、パルバース監督は本作を『戦場のメリークリスマス』の「小さな姉妹編」と位置付けている。坂本が書き下ろした本作の主題曲も、どこか、『戦場のメリークリスマス』の主題曲「Merry Christmas, Mr. Lawrence」の音色を彷彿とさせる。

坂本は、下記のコメントを出した。
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とても美しい小説です。それがどのように映像化されるか、楽しみでした。私も音楽で少しだけ参加することができ、幸せです。

坂本龍一[音楽家]
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また、この度、その主題曲「Star Sand」が使用されている映画『STAR SAND -星砂物語-』の冒頭4分を解禁。

「1945年4月 米軍が沖縄本島に上陸
太平洋戦争の“決戦”が幕を開けた」
というテロップから想像する酷い戦闘シーンとは正反対の沖縄の穏やかな海を、人魚のように泳ぐ織田梨沙演じる洋海(ひろみ)と、米国人の脱走兵のボブ(ブランドン・マクレランド)と日本人の脱走兵の隆康(満島真之介)との出会いが描かれている。

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8 月 4 日(金)より東京・ユーロライブにて公開 ほか順次

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