2017年7月15日(土)よりBunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほかにて公開となる映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』。本作は19歳で英ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルとなるも、人気のピークで電撃退団。バレエ界きっての異端児の知られざる素顔に迫ったドキュメンタリーです。

この度、映画の公開を記念してトークイベントを開催することが決定。ゲストには「こんな天才ダンサーが現れたことがあっただろうか」と熱いコメントを寄せていただいた女優の草刈民代さんをお招きいたします。

華やかなバレエの裏側には、過酷な努力があります。高いプレッシャーの下、強い精神力で頑張り抜き、稽古を重ねていく。そんなバレエのトレーニングは「孤独との戦い」ともいわれることも。元バレリーナで女優の草刈民代さんは、現役時代にどのような思いでバレエに向き合っていたのでしょうか。「僕はダンサーであるよりは、1人のアーティストでありたい」と語るポルーニンは2017年12月公開のジョニー・デップ主演『オリエント急行殺人事件』への出演を控え、今後ダンサーだけでなく俳優としての活動もスタートします。そんなポルーニンに先輩である草刈さんは何を感じ、何を思うのでしょうか。「踊って生きる」ことの過酷さとは一体!?
聞き手に舞踊評論家の乗越たかおさんをお迎えしお話いただきます。

【イベント概要】

■日時:2017年7月17日(月・祝)

■時間:10:30の回上映後

■会場:Bunkamura ル・シネマ(東京都渋谷区道玄坂2丁目24−1)​http://www.bunkamura.co.jp/cinema/
チケット発売:7月14日(金)より劇場窓口、オンラインより

■ゲスト:草刈民代(女優) [聞き手]:乗越たかお(舞踊評論家)

【プロフィール】
草刈民代(くさかり・たみよ)

84年に牧阿佐美バレエ団に入団。以降同バレエ団の主役を数多く務める。国立モスクワ音楽劇場、レニングラード国立バレエなど海外のバレエ団へのゲスト出演も数多い。81年頃から広告、TVCMなどにも起用されるようになり注目を浴びていたが、96年に映画「Sall Weダンス?」(周防正行監督)に主演。社会的現象になるほど話題作品となり、女優として数々の賞も受賞した。99年、故ローラン・プティ氏により「若者と死」死神役に選ばれ、プティ氏から厚い信頼を受ける。これ以降プティ作品は最も得意なレパートリーとなり、その数は11作品に及ぶ。09年、自ら企画・構成・プロデュースした舞台を最後にバレリーナを引退。日本のバレエを一般に広めることに大きく貢献し、日本人バレリーナに新たな可能性を示した。2009年以降、本格的に女優として活動。最新作は2017年10月公開、映画『月と雷』が控えている。

<ヌレエフの再来>と謳われる類まれなる才能と、それを持て余しさまよう心――
19歳で英ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルとなるも、人気のピークで電撃退団。バレエ界きっての異端児の知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー。

ウクライナ出身で、19歳の時、史上最年少で英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとなったセルゲイ・ポルーニンは、その2年後、人気のピークで電撃退団。そのニュースは国内メディアのみならず、世界中に報道された。
スターダムから自滅の淵へ――様々な噂が飛び交う中、彼が再び注目を集めたのは、グラミー賞にもノミネートされたホージアのヒット曲『Take Me To Church』のMVだった。写真家のデヴィッド・ラシャペルが監督し、ポルーニンが踊ったこのビデオはyoutubeで2,000万回以上再生され、ポルーニンを知らなかった人々をも熱狂の渦に巻き込んだ。
<ヌレエフの再来>と謳われる類い稀なる才能と、それを持て余しさまよう心。本人や家族、関係者のインタビューから見えてくる彼の本当の姿とは…?

© British Broadcasting Corporation and Polunin Ltd. / 2016

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=57732