空前の将棋ブーム到来!「一生残っても恥ずかしくないように、誇りを持ってこの作品を作った。」(神木) 『3月のライオン』ビジュアルコメンタリー収録レポート&Blu-ray、DVD発売決定!
男女・年代を問わず幅広い読者層の心を掴み、長く愛され続けている国民的人気コミック「3 月のライオン」を実写映画化。大ヒット作『るろうに剣心』シリーズでアクションを極め、『プラチナデータ』で驚愕の近未来に挑み、『ミュージアム』など話題作を立て続けに監督する大友啓史が、あらゆる世代に開かれた青春映画を描く映画『3 月のライオン』。本作の Blu-ray&DVD が[前編]を 9 月 27 日(水)、[後編]を 10 月 18 日(水)リリースとなります。
Blu-ray&DVD 豪華版には 150 分超える特典映像を収録。その豪華版の特典映像として、監督:大友啓史×神木隆之介×中村倫也×尾上寛之による撮り下ろしシーンセレクト・ビジュアルコメンタリーを収録することが决定し、先日、収録が行われました。
【シーンセレクトビジュアル・コメンタリー収録レポート】
[前編]9 月 27 日(水)、[後編]10 月 18 日(水)と 2 ヶ月連続リリースとなる映画『3 月のライオン』Blu-ray & DVD。豪華版には特典映像として、監督・大友啓史×神木隆之介×中村倫也×尾上寛之による、撮り下ろしシーンセレクト・ビジュアルコメンタリーを収録する他、メイキングやイベント映像集、特番などもたっぷり収録し、合計 150 分を超えるボリュームとなっている。[前編]に収録される特番「神木隆之介と指す!」には、神木隆之介とプロデビューして間もない時期の藤井四段との将棋会館での貴重な対談映像を収録。この特番にはゲストとして加藤一二三九段、羽生善治三冠も出演している。さらに[後編]には、神木隆之介、染谷将太、尾上寛之の他に、佐藤天彦名人、羽生善治三冠、加藤一二三九段、藤井聡太四段らも出演したイベント<第零期 獅子王戦>の映像も収録されている。
そして先日、特典映像として収録される、シーンセレクト・ビジュアルコメンタリーの収録が行われ、大友啓史監督と、主人公・桐山零役の神木隆之介、桐山の将棋の先輩、三角龍雪役の中村倫也、松本一砂役の尾上寛之が、映画公開以来、久々の再会を果たした。
コメンタリー収録がはじまる前から、中村が大友監督やキャスト、スタッフたちの笑いを誘い、神木や尾上が中村にツッコミを入れるなど、和気あいあいとした雰囲気で収録がスタートした。
今回のビジュアルコメンタリーは、幾つかのシーンをピックアップしてコメンタリーを行う<シーンセレクト・ビジュアルコメンタリー>となっている。
先輩棋士の役でありながら、対局のシーンがほとんどなかった中村と尾上は、対局シーンの撮影について、興味津々。ひと指し、ひと指しはとても静かでありながら、気迫を感じる映像に、「どうやって撮影しているのか。」「どれくらい時間をかけているのか」と質問したり、その空気をより一層引き立てる荘厳な部屋について、ロケ地はどこなのか、など大友監督に次々と質問。「ここは、『ラストサムライ』(2003 年)の撮影が行われた場所」、「実際のプロ棋士の対局にも使われた場所」「実は対局ごとに、駒を変えている」など、大友監督のくわしい解説に中村、尾上は聞き入っていた。
本作には、プロ棋士として多くのキャストが登場する。天才棋士と呼ばれる名人・宗谷冬司を演じるのは加瀬亮。加瀬が登場すると、キャスト陣はもちろん、大友監督も「白鷺のような人」と称し、宗谷たる超然とした佇まいを絶賛。また、桐山と幼いころからのライバルであり”心友”でもあるプロ棋士・二海堂は、特殊メイクを施した染谷将太が演じている。大友監督によると、上海で上映した際には「二海堂が登場するだけで、大爆笑だった」そう。さらに、恐ろしい眼力と存在感を放つプロ棋士・後藤九段を演じたのは伊藤英明。大友監督は「伊藤さんがキャスティングされることがほぼ決まった段階で“それならば”とうまれたシーンもある」と明かしている。
他にも、川本家のシーンでは、「実は家の中をよく見ると、”ふくふく(ふっくらしていること)”しているものばかり置いてある。映画ポスターも貼っていて、タイトルが“アイムファット”。」と美術セットの細かなこだわりを明かしたり、三角と松本コンビのシーンでは、「結構こまかく楽しいことをやっている」と言い、Blu-ray、DVD で見直して欲しいとポイントもキャスト、監督自ら語っている。収録を終えて、「今回のコメンタリーは、この3人(神木、中村、尾上)でとてもいい感じにできている。ゆる~い感じで、適度にいい感じの“適当”さがあり、現場の空気が皆さんにも伝わると思う。」と大友監督が言うと、神木も「多分、キャストの中でいちばんゆるいメンバーが集まった。すごく楽しく見られたので、楽しかった。」と続けた。
最後に、中村は「登場人物が多いので、色々な人に感情移入が出来るし、ずっと、老後までこの作品を見続けて欲しい。」と言い、尾上も、「今回見直して、作品の持つ力を感じられた。コメンタリーを見て、作品の裏側も知ってもらって、もう一度本編も観て欲しい」と PR。
神木も「(Blu-ray、DVD で)一生残る作品。一生残っても恥ずかしくないように、誇りを持ってこの作品を作った。将棋盤を出して対局だけを見たり、色々な見方を楽しんで欲しい」とコメントした。最後に大友監督は「この作品は将棋を軸にした人間ドラマ。細かな部分まで作り込んだ作品なので、自宅でゆっくり見ると、美術や衣装、それから役者の細かな芝居のニュアンスまで発見出来ると思う。」とまとめた。
『3 月のライオン』Blu-ray&DVD は、[前編]9 月 27 日(水)、[後編]10 月 18 日(水)と 2 ヶ月連続リリースとなる。
『3月のライオン』Blu-ray&DVD
[前編]9月27日(水)リリース [後編]10月18日(水) 2ヶ月連続リリース!
■Blu-ray 豪華版 (Blu-ray1枚+特典DVD1枚) 各¥6,800+税
■DVD 豪華版 (DVD2枚組) 各¥5,800+税
■DVD 通常版 各¥3,800 +税
※Blu-ray&DVD同時レンタル開始
(C)2017映画「3月のライオン」製作委員会
発売元:アスミック・エース 販売元:東宝