6月24日㈯に公開すると、初日から満席の回もでるなど大ヒット上映中のマーレン・アデ監督最新作『ありがとう、トニ・エルドマン』。

ひとあし先に本作を観て惚れ込んだ、菊地成孔氏(音楽家/文筆家)、そしてトミヤマユキコ氏(ライター・少女漫画研究者)と中井圭氏(映画解説者)が作品の魅力を語る劇場トークイベントを開催することが決定!
菊地成孔氏は7月7日㈮に新宿武蔵野館、トミヤマユキコ氏・中井圭氏は7月9日㈰にシネスイッチ銀座でそれぞれ行います。

各国の有力誌がこぞって2016年の映画ベスト1に選んだのは、『ムーンライト』や『ラ・ラ・ランド』でもなく、『ありがとう、トニ・エルドマン』だった。
ワールドプレミアとなったカンヌ国際映画祭で大きな話題となると、アカデミー賞ノミネートをはじめ各国で40を超える賞を受賞。
既に公開されたドイツ、フランスでは異例の大ヒットを記録。また、アメリカ公開の際に本作を観て惚れ込んだジャック・ニコルソンの猛プッシュにより、自身を主演に据えたハリウッド・リメイクが決定していることでも話題になりました。互いに思い合っているにも関わらず、今ひとつ噛み合わない父と娘の普遍的な関係を、温かさとクールな視点をあわせ持った絶妙のユーモアで描いた本作。

冗談好きの父・ヴィンフリートと、故郷を離れ外国で仕事をする娘・イネス。仕事一筋で笑顔を忘れかけている娘を心配し、父は、出っ歯の入れ歯とカツラを装着し<トニ・エルドマン>という別人になって、神出鬼没に娘のもとに現れる…。

本作の監督マーレン・アデは、本作が長編3作品目ながら世界的に高い評価を受け、今年のカンヌ国際映画祭の審査員にも抜擢。
そんな本作に惚れ込み雑誌UOMOでもご紹介いただいた菊地成孔さん(音楽家/文筆家)が、そしてパンフレットにもご寄稿いただいているトミヤマユキコさん(ライター・少女漫画研究者)と本作の応援団長ともいうべき中井圭さん(映画解説者)がそれぞれの視点から作品の魅力について語ります!ぜひ、ご鑑賞と併せてお楽しみください!

〈人々を魅了する奥深い映画『ありがとう、トニ・エルドマン』を語りつくす夜〉
◆日時:7月7日(金)◆ゲスト:菊地成孔氏(音楽家/文筆家)
◆会場:新宿武蔵野館 19:10の回上映終了後 (劇場サイト http://shinjuku.musashino-k.jp/
※チケット販売※オンライン予約販売:7月4日(火)24:00より /劇場窓口:7月5日(水) 開場時間9:15より

〈働く人にこそ観てほしい映画!『ありがとう、トニ・エルドマン』にみるバリキャリ女子の憂鬱と爆発〉
◆日時:7月9日(日)◆ゲスト:トミヤマユキコ氏(ライター・少女漫画研究者)、中井圭氏(映画解説者)
◆会場:シネスイッチ銀座 11:30上映終了後 ( 劇場公式サイト http://www.cineswitch.com/
※チケット販売※劇場窓口:7月3日(月)劇場OPEN時より販売開始

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