この度、ジェシカ・チャステイン主演映画『The Zookeeper’s Wife』(ニキ・カーロ監督)が、邦題を『ユダヤ人を救った動物園 ~アントニーナが愛した命~』として12月にTOHOシネマズみゆき座他にて全国公開することが決定いたしました。本作の原作は、作家ダイアン・アッカーマンのノンフィクション「ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語」(亜紀書房刊)。第二次世界大戦中のポーランド・ワルシャワで、動物園の園長夫妻ヤンとアントニーナが、ユダヤ人を動物園に匿い、300名もの命を救った姿を描いた、知られざる感動の実話です。主演は、アカデミー賞作品賞他多くの賞レースにノミネートされた『ゼロ・ダーク・サーティ』(キャサリン・ビグロー監督)で、CIAの女性分析官を演じたジェシカ・チャステイン。本作でも、強さと優しさを兼ね備えた美しい主人公・アントニーナを熱演。 本作は、アメリカで、541スクリーンの小規模ながらTOP10に入る大ヒットを記録。2017年公開のインディペンデント映画作品において、公開一週目で今年度最高(4月時点)の興業収入で1位を記録し、日本での公開にも期待がかかります。

ドイツ占領下のポーランドで自ら経営していた軍需工場に労働者としてユダヤ人を雇い入れ、その身柄を保護し救ったオスカー・シンドラー。ナチスに迫害されていた多くのユダヤ人にビザを発給し、彼らの亡命を手助けし「日本のシンドラー」と呼ばれた外交官・杉原千畝。彼らと同じように、ナチス統治下の悲惨な状況の中、自らの危険を冒してでも、ユダヤ人の命を救った夫婦がいた。それは第二次世界大戦中のワルシャワで動物園を営む、ヤン(ヨハン・ヘルデンベルグ)とアントニーナ(ジェシカ・チャステイン)夫妻だ。彼らは、当時迫害されていたユダヤ人を動物園の檻に匿い、300名もの命を救うという奇跡を起こす。
「正しいことをしたい。その想いだけなのに―」 「ここに隠れていれば絶対に大丈夫。」
人も動物も母性で包み込むアントニーナの深い愛情。自らの命の危険を冒してでも、ナチス・ドイツに対して勇敢に立ち向かっていった強い信念。それは絶望の淵へ立たされたユダヤ人たちを勇気づける、大きな希望となった。本当に大切なものを見つめる心、戦争でも奪えない命の輝きを描いた、映画史に刻まれる、
珠玉の名作が誕生した。

12月、TOHOシネマズみゆき座他にて全国公開

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