このたび『禅と骨』の公開を記念し、2017年7月1日に開館100周年を迎える横浜市開港記念会館の記念イベントとして、7月23日(日)にシンポジウム付きの完成披露プレミア上映会を、昼の部/夕方の部の2回にわたり開催いたします。

13時からの昼の部では、田原総一朗氏(ジャーナリスト)、森達也氏(映画監督、作家)の2名をゲストにお招きし、「ドキュメンタリーってなんだ?」をテーマにした内容で展開予定。
『禅と骨』の奥行きや魅力について分析、ひいては表現行為としてのドキュメンタリー作品の在り方、可能性についての考察を、中村高寛監督とそれぞれの視点を持ったゲストが語り尽くします。

そして17時からの夕方の部では、鹿島茂氏(フランス文学者)、林海象氏(映画監督、プロデューサー)が登壇。
「私たちの映画愛」をテーマに、著作『甦る昭和脇役名画館』でも深い映画愛を披露している鹿島氏、本作品のプロデューサーでもある林氏、中村監督による熱きトークバトルが行われる予定です。

横浜市中区制 90 周年・開港記念会館 100 周年記念事業
『禅と骨』完成披露プレミア上映会

〇企画概要
横浜を舞台に描き、数々の賞、大ヒットを記録したドキュメンタリー映画『ヨコハマメリー』。その中村高寛監督が再び 8 年の歳月を要し、横浜の地を舞台に発進し、撮り上げた渾身の新作『禅と骨』。本作の完成と公開を記念し、ココ開港記念会館においてプレミア上映会を開催する。

〇開催日程・場所
日時:2017 年 7 月 23 日(日)昼の部:13 時~16 時/夕方の部:17 時~20 時
※各部とも、映画上映(127 分)及びシンポジウム(60 分)を予定
会場:開港記念会館講堂(神奈川県横浜市中区本町 1-6)
料金:2,000 円(税込)
チケット販売:イープラス(パソコン/スマートフォン/携帯共通)
昼の部 http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002230542P0030001
夕方の部 http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002230549P0030001
主催:トランスフォーマー
共催:横浜市中区役所
お問い合わせ:ザジフィルムズ 03-3490-4148

〇プログラム
昼の部 13 時~16 時
ゲスト/田原総一朗(ジャーナリスト)、森達也(映画監督、作家)
進行/中村高寛監督
タイトル/『ドキュメンタリーってなんだ?』
『朝まで生テレビ』『サンデープロジェクト』などにおいてテレビ・ジャーナリズムの新境地を切り開く一方、かつては数々のドキュメンタリー番組を輩出してきた田原総一朗。
「フィクションとノンフィクションに境はない」を基調に、『A』『ドキュメンタリーは嘘をつく』『FAKE』を制作するドキュメンタリー監督、森達也。
このお二方をお招きして、本作品の持つ奥行きや魅力についてを分析、ひいては表現行為としてのドキュメンタリー作品の在り方、可能性についての考察を深めていく。
夕方の部 17 時~20 時
ゲスト/鹿島茂(フランス文学者)、林海象(映画監督、プロデューサー)
進行/中村高寛監督
タイトル/『私たちの映画愛』
年間 400 本のペースで若き頃に映画を鑑賞し、後に『甦る昭和脇役名画館』を刊行。
造詣の深い映画愛を展開するフランス文学者の鹿島茂。
『夢みるように眠りたい』『アジアンビート』『私立探偵濱マイク』シリーズの監督にして、本作品のプロデューサーである林海象。
プロデューサー、監督、文学者とのトークバトルにおいて、本作の持つ重層的テーマを文学的かつ多角的に紐解いていく。

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