1960 年代後半、激動の時代において、演劇、映画、文学とマルチに活躍し、今もなおカルチャーアイコンとして注目され続けている、寺山修司が、唯一遺した長編小説『あゝ、荒野』。

この”心の荒野”を見つめた寺山の傑作小説を『キセキ ーあの日のソビトー』『帝一の國』と大ヒット&話題作で主演を務め、さらにはアーティストとしても多岐に渡り活躍する若手実力派俳優の筆頭格、菅田将暉と韓国映画『息もできない』で世界各国の映画賞を総なめした名優ヤン・イクチュンをダブル主演に迎え、現代に訴えるキーワードを取り入れ再構築し映画化。
2020 年東京オリンピック後の近未来を舞台に”人々の心”をせつなくも強烈な青春ストーリーとして鋭く描き出すのは『二重生活』で高い評価を得た岸善幸。10 月 7 日(土)前篇、10 月 21 日(土)後篇全国順次公開となります。

6 月 17 日より全国約 5,000 書店にてスタートする、角川文庫の夏の書店フェア、「カドフェス 2017」に合わせ、原作本が映画版の新ビジュアルを使用した特別帯で刷新!!

通常の帯サイズよりも大きい文庫版ブックカバーサイズで期間限定の展開。菅田将暉演じる新次とヤン・イクチュン演じるバリカンの二人の力強い眼差しが印象的なビジュアルとなっている。
ネオンの荒野・新宿でもがきながらもボクシングの挑戦で心の空白を埋めようとする二人の絆と、周りの人々との人間模様を描いた、せつなくも苛烈な青春ストーリー。寺山の紡ぐ美しくも切ない青春が現代に突き刺さる!

※「カドフェス 2017」公式サイト:(http://features.kadobun.jp/kadofes/

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