映画第1作目が公開された1980年から38作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ。
今年3月に公開された『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』は老若男女幅広く支持され、シリーズ37作目にして新シリーズ最高興行収入の記録を更新中です。『映画ドラえもん』シリーズの人気は、春休み一番のファミリー映画として金字塔を打ち立てています。(※)新シリーズ…現声優陣で制作された、2006年公開『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』から現在までの『映画ドラえもん』シリーズ。
そしてこの度、更なる期待が高まるなか、38作目のタイトルが決定!
『映画ドラえもん のび太の宝島』2018年3月に公開が決定しました!
本作を手がけるのは、TVアニメ『ドラえもん』の演出を数多く手がけ、今作で初の映画シリーズの監督を務める今井一暁。そして脚本は、「君の名は。」「バケモノの子」など映画プロデューサーのみならず、「世界から猫が消えたなら」「四月になれば彼女は」など小説家としても活躍している川村元気が担当します。
前作の舞台となった南極とはまた違った大自然が舞台となる本作。同時に解禁されたイメージ画では、ドラえもんたちの眼前に光り輝く大海や、どこまでも広がる青い空と白い雲が印象的!なにやら海賊船も見えるなかでドラえもん・のび太・しずか・ジャイアン・スネ夫は夢と希望に満ち溢れた笑顔で、訪れる冒険を待ち侘びています。大海原を駆け巡るドラえもんたちに訪れる大冒険は一体…来年3月の公開まで目が離せません!
新たな魅力でお届けする『映画ドラえもん のび太の宝島』に是非ご注目ください!

監督・今井一暁
<コメント>
「宝島」———原作者スティーヴンソンが子どもたちに話して聞かせたこの物語は、
国も時代も超えて世界中の人をワクワクさせ続けてきました。果てしなく広がる水平線の向こうに一体何があるのか?
しかし今、地球は子どもたちの手のひらの中で、くるくるとスクロールし寄ったり引いたり思いのまま。「宝島」の魔法はもうすっかり消えてしまったのか?
いや、形を変えて今も存在しているはず。2018年3月、どこかにある宝島を、ドラえもんとのび太くんたちと一緒に探しに来てください。

脚本・川村元気
<コメント>
一番尊敬する作家は誰ですか? そう問われた時に必ず、藤子・F・不二雄先生ですと答えていました。大人も子どもも楽しめる物語のなかに、簡潔に科学や哲学が盛り込まれていて、笑ったり泣いたりしているうちに、心の中に深く刻まれている。そんな「すこしふしぎ」な世界にずっと憧れていました。『君の名は。』のような映画を作る時も、『世界から猫が消えたなら』のような小説を書く時も、いつも指標としていたのがF先生の世界でした。
今回、藤子プロさんからオファーを頂き「映画ドラえもん」の脚本を書くにあたり、まず21世紀の子どもたち、そしてかつて子どもだった大人たちへ、新しくも王道のドラえもんを届けたいと思いました。そこでモチーフとしたのが「宝島」でした。ずっと読み継がれ、語り継がれてきた冒険物語をドラえもんの世界で描く。そして太平洋に誕生した「新しい島」のニュースがそれに結びついた時に、ひとつの物語が浮かびました。
『のび太の宝島』という「恐竜」以来の短いタイトルですが、そこに鮮烈かつ王道の物語を詰め込んだつもりです。いま、最強のスタッフが集結して映画が生まれつつあります。来年春に誕生する「新たな宝島」に、ご期待いただけると幸いです。
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2018

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