原作は『Love Letter』『リップヴァンウィンクルの花嫁』の岩井俊二。脚本は『モテキ』『バクマン。』の大根仁。刺激的な作品の数々で観客を魅了し続ける2人が綴るのは、“繰り返される夏の1日”の、恋の奇跡を描く感動のラブストーリー。総監督を務めるのは、社会現象化した『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之(しんぼうあきゆき)。“新房昭之マジック”と称される独創性溢れる演出と映像表現でアニメ界に多大な影響を与える奇才が、アニメーションスタジオ「シャフト」と最強タッグを組み挑みます。岩井×大根×新房の最高峰のスタッフが打ち上げる本作は、2017年夏1番の超注目作品です!

そして声の出演は、主人公のなずな役に、話題作への出演が相次ぐ広瀬すず。クラスメイト・典道役に、アニメ声優初挑戦となる菅田将暉。さらに典道の恋敵となる友人・祐介役を、声優界のトップランナー宮野真守が務め、圧倒的な人気・実力を誇る3人が、夏のある1日の、淡く瑞々しい少女と少年たちの恋と冒険を彩ります。5月25日に行われた公開アフレコイベントでは、広瀬・菅田・宮野の3人がイマジネーション豊かな新房昭之の世界観の中で生きる思春期の少年少女に見事に声を吹き込み話題となりました。

そしてこの度、広瀬すず、菅田将暉、宮野真守とともに今作に参加する、新たな豪華キャストが発表されました!母親の再婚をきっかけに“かけおち”を思い立つ主人公の中学生・及川なずな(声・広瀬すず)。そんな恋愛に奔放な【なずなの母親】に、ドラマ「カルテット」(17)での好演も話題となり、数々のドラマ・映画・舞台で活躍する演技派女優・松たか子に決定!アニメーション映画への参加は、『ブレイブストーリー』(06)の主人公【ワタル】役、さらに『アナと雪の女王』(13)の主人公【エルサ】役があり、特に『アナと雪の女王』では日本語吹き替え版劇中歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」が日本中で社会現となり、興行収入255億円を突破、日本歴代興行収入ランキング第3位(※)となる歴史的大ヒットを生み出しました。存在感のある声でアニメーション界でも確かな定評がある松たか子が、独創性溢れる奇才・新房昭之の世界観に参加することで、どのような化学変化が起きるのか、ますます期待が高まります!

さらに、岩井俊二監督・脚本「四月物語」(98)で鮮烈な映画初主演デビューを飾り、みずみずしい女学生を演じ注目された松たか子が、時を経て岩井作品原作のアニメーション映画に、ヒロインの母親役で参加することも見どころのひとつ。

また、なずな・典道・祐介のクラスの担任【三浦先生】を、アニメーション界で絶大な人気を誇る声優・花澤香菜(『PSYCHO-PASS サイコパス』主人公:常守朱、『言の葉の庭』雪野百香里)、クラスメイトの【純一】を浅沼晋太郎(『四畳半神話大系』主人公・私)、【和弘】を豊永利行(『ユーリ!!! on ICE』主人公・勝生勇利)、【稔】を梶裕貴(『進撃の巨人』主人公・エレン)といった、人気実力を兼ね備えた人気声優たちが、それぞれ声を担当することが発表されました。
(※)興行通信社調べ、6月9日現在

松たか子(40) ※6月10日生まれ、6月9日現在は39歳 :なずなの母親役
<コメント>
今回オファーをいただいたときは、私でいいんでしょうか?と思いましたが、岩井さんのストーリー、大根さんの脚本はまさに「青春!」で、新しい作品の小さな力になれたら、と思い受けさせていただきました。いままで何度か声のお仕事をしていますが、アニメーションに描かれたキャラクターとどこまでひとつになれるのかが、難しいです。今回“なずなの母親”を演じる上で、なずなが家を出て行きたくなるような母親になれれば…と。でも、どこか似ている母娘の姿が伝わったら、と思い演じました。アフレコでは、「なずな!」という台詞の言い方を新房監督に色々と教えて頂きながら名前を呼び続けました。
岩井俊二さんのドラマが新たにアニメーションとして生まれ変わるということで、魅力的なスタッフ、キャストの皆さんによって、また色鮮やかによみがえることを、私自身も楽しみにしています。

新房昭之総監督
<コメント>
松さんの圧倒的な存在感に驚きました。自分の再婚のために娘を転校させてしまう自由な母親という役でしたが、松さんの声には娘に対する様々な気持ちが滲み出ていました。マイクの前で声を発しているのに、あたかも実際にそこにいるかのような迫力を感じ、声だけでなく全身で芝居をしていただいていました。やっぱりすごいんだ…と感動。全力でぶつかってくるなずな(声:広瀬さん)に、きちんと大人の声で応えていただきました。

川村元気プロデューサー
<コメント>
岩井俊二監督の「四月物語」、における松たか子さんの印象が鮮烈で、今回岩井作品を原作とするにあたり、ぜひ参加していただきたいと思いました。「アナと雪の女王」で、松さんの声の演技が素晴らしいことは日本中の方が知っているところだと思いますが、今回は広瀬すずさん演じるヒロイン・なずなの母親役ということで、また新しい一面を見せていただいております。僕自身は映画「告白」以来の松さんとのお仕事でしたが、新しい表現を魔法のように繰り出す松さんに今回も圧倒されました。

©2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会
公開日:2017年8月18日(金)
公式HP:http://uchiagehanabi.jp/

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