2020年の東京オリンピックの正式競技種目となった、スポーツクライミング。
本作は、スポーツクライミング内の一種目、ボルダリングを題材に取ったオリジナルストーリーです。実は日本は2014年、15年、16年と3年連続で世界ランキング1位を獲得している世界有数のボルダリング強豪国。ボルダリングは今、最も注目を集める、最もアツいスポーツと言っても過言ではありません。

物語は、廃部寸前のボルダリング部の主将・岡島が、新入生を勧誘することから始まります。大学卒業を控えた岡島は、今や自分一人となった部を存続させるべく、6人の新入生を必死で集める。が、集まった6人はゲームおたく、ダンス好き、元ドラマーなど一人を除いてクセの強い初心者ばかり。その上ボルダリングなんて楽勝~となめてかかっていたりして、前途多難極まりない。しかし、失敗を繰り返しながら競技に向き合う内に、次第にボルダリングの楽しさに目覚めていくメンバー。自分とも向き合い、絆が生まれ、励まし合い、本当の仲間になっていく。しかし、インカレの団体戦前に事件が起こってしまい…。
壁を超えるとまた新たな壁が出てくる、まるで人生のようなボルダリングを通して描かれる、笑いと涙と感動の青春群像劇です。

主演は、A.B.C-Zの塚田僚一。本作が本格的な映画初出演にして、初主演となります。
そして、一緒に夢に挑む仲間に、「滝沢歌舞伎」など、アクロバティックでパワフルな舞台を見せることで絶大な人気を誇るジャニーズJr.のSnow Manが選ばれました。
Snow Manもグループ6人での映画出演は初になります。本作への出演が決まって以来、随時ボルダリング合同練習を重ね、運動神経が良いだけではどうにもならないことを身をもって知った彼らは、以降、舞台、コンサートの合間を縫って、時間が許す限りインストラクターについてジムで自主トレに励みました。塚田もSnow Manメンバーも屈指の身体能力を持つ選りすぐりのキャストではありますが、プレッシャーを力にして、練習を怠ることなく、6月中旬のクランクインに向けて、今なお入念な準備を重ねています。特に塚田は、「ボルダリングでオリンピックを目指したい位!」と手ごたえも、意欲も気力も充分!インストラクターからも、短期間でよくここまで、と驚かれたとか。

メガホンを取ったのは、『ボクは坊さん。』の真壁幸紀監督。
話題性だけにとどまらず、失敗を重ねても、あきらめることなく仲間と一緒に挑戦を続ける姿をスクリーンに映し出します。観た人に爽やかな感動をもたらす青春物語、どうぞ、ご期待ください!

<キャスト コメント>

■塚田僚一(A.B.C-Z)

この作品で僕は「映画初主演」と「ボルダリング」という2つの挑戦をします。
ボルダリングは今までTVの企画でやったことがある、という程度でした。
今回大役を与えて頂き、後悔だけはしたくないという気持ちで、お仕事以外の時間は全てボルダリングの練習に費やしました。そのおかげで体も締まり、今ではベストマッチョです!! そして仲間役はA.B.C-Zのバックダンスを務めてくれているSnow Manですからチームワークもバッチリ。映画初主演にプレッシャーや重圧もありますが、気遅れしている時間はありません。心も体も燃えています。皆様に素敵な作品をお届けできるよう、全身全霊を捧げます。

■岩本照(Snow Man/ジャニーズJr.)

演技は普段やっているダンスとは違って、新たな発見をしたり勉強になることが多いので、映画出演が決まった時はとても嬉しかったです。Snow Manみんなで、というのも嬉しい。ボルダリングは全く知らない世界です。恥ずかしい姿は見せられないので撮影が始まるまで、まだまだ練習します。そのうえで、ボルダリングに興味がある方も僕らのファンの皆さんも、どちらの方たちが観ても「この映画、面白い!」と言って頂けるようSnow Manの良さと塚田君の良さを互いに引き出し合って、いい映画にしたいです。

■深澤辰哉(Snow Man/ジャニーズJr.)

Snow Man6人で映画出演出来ることが素直に嬉しいです。また塚田僚一君とご一緒することで、先輩からいろいろ学びたいと思います。ボルダリングは仕事の合間を見てジムに行って練習してますが、正直キツいです。何事もそうだと思いますが、経験して初めて分かりました。この映画は仲間と一緒に夢に挑戦する話です。仲間がいてこそ目標を達成できたり、つながっていける。ボルダリングに興味を持って頂くと共に、観て下さった方が、仲間っていいなと思っていただける映画になったら、と思います。

■渡辺翔太(Snow Man/ジャニーズJr.)

映画出演の話を聞いた時は、驚きました。今まで舞台やコンサートが多かったので、新鮮と言った方がいいかもしれません。その後に嬉しさがこみ上げて何度も「ホントに?」と聞き返しました。ボルダリングは初心者です。運動神経が良ければ出来るものなのかな、と思っていたのですが難しいです。手と足の位置がずれているだけで体の重心が変わる、頭も使う競技です。東京オリンピックの正式種目にもなりましたので、多くの方に興味を持って頂きたいですし、微力ながら僕らもオリンピックを盛り上げられたらと思っています。

■宮舘涼太(Snow Man/ジャニーズJr.)

映画出演は純粋に嬉しいという気持ちと、ボルダリングをやったことがなかったのでプレッシャーの両方がありました。でも、やったことがないからこそ自分の知らない世界に行ける、と思って今はワクワクしてます。出させて頂くからには絶対に生半可な気持ちでいたくないので、ボルダリングの練習も人一倍やりました。他のメンバーに負けるわけにはいきません。一方で笑いもある映画です。でもただ笑えるだけではなく人の心を動かすことの出来る映画にしたい、特にこれから何かを始める人たちに向けてエールを送れたら、と思います。

■佐久間大介(Snow Man/ジャニーズJr.)

まずは、このような機会を与えて頂いたことに感謝してます。ボルダリングの映画ということで、身体を動かすことが得意なSnow Manに合っているなと思いました。ボルダリングは趣味でちょっとやったことがあったのですが、いざ本格的にやるといろんな課題が出てきて本当に難しいです。目の前に新たな壁が立ちはだかっている感じ。この映画でボルダリング人口を増やしたいですし、競技の楽しさを伝えられたらと思っています。演技については、今までの舞台のお芝居と映画は違うと思うので、演じる面でも楽しみを見つけたいです。

■阿部亮平(Snow Man/ジャニーズJr.)

元々趣味でボルダリングをやっており、この競技の楽しさを知っていました。この映画でそれを広める側にまわれることが出来て嬉しいです。楽しさをスクリーンで伝えたいと思う一方、ボルダリングを競技としてやられている方にも失礼のないように、真摯に向き合わなければならないと思っていますので、今は時間が空くとジムに行って練習をしています。映画をご覧になった方に「ボルダリングって面白いだけじゃなくてカッコいいんだぞ」と思って頂きたいですし、「このスポーツに対応できるSnow Manは凄い」ということもお見せしたいです。

<真壁幸紀監督 コメント・プロフィール>

2020年東京オリンピックの正式種目に決まり、街にはクライミングジムが増え、今後更に注目されていくであろうボルダリング。このボルダリングという競技が置かれている状況は、塚田君とSnow Manにリンクする部分があると感じます。今、まさに飛躍しようとしている彼らを映像に収める事に喜びを感じますし、彼らの躍動感がお客さんに伝わる映画にしたいと思います。ご期待ください!

公式サイト:http://lasthold-movie.jp/
クランクイン:2017年6月中旬
公開:2018年(予定)
(C)松竹

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