「パーフェクトワールド」映画化決定! W主演 岩田剛典 杉咲花
この度、有賀リエの『パーフェクトワールド』(講談社)の映画化が決定いたしました!
原作は、 講談社「Kiss」にて現在連載中で、 “障がいのある恋”というテーマを描いた純愛ストーリーが、20代女性を中心に、今、人々の心を打ち、支持を集めています。
原作の読者からは、
「登場人物全員の痛みとやさしさ、それゆえにすれ違っていく関係のうつろいやすさを余すところなく描いていて秀逸」「彼女の切ない恋心に胸を打たれると同時に、幸せになってほしいと思わず応援したくなっちゃうストーリー」「障がいがあるからこそ、一人の人と真摯に向き合える、思い合える恋ができるのかもしれない。「とても恋がしたくなるお話」 「まわりの言葉に負けず、頑張れ!と言いたくなってしまう」 (レビューより)
など多くの反響が寄せられています。それは国内のみならず海外にも広がり、フランスの老舗漫画雑誌「Animeland」にて編集部セレクション/一般投票ともに2016年ベスト少女漫画を受賞いたしました!!
『パーフェクトワールド』は、車イス生活になった初恋の人との再会を軸に、仕事、生きること、そして恋する気持ちを障がいという難しいテーマで扱いながら、ストレートに伝える純愛ストーリーです。
突然の事故で下半身に障がいをもち、車イス生活になってしまった建築士の主人公・鮎川樹(あゆかわいつき)を演じるのは、EXILE/三代目J Soul Brothersのメンバーとして絶大な人気を誇る岩田剛典、初恋の先輩である樹を一途に思い、悩み、もがきながらも、一緒に前を向いて生きていこうとするOL・川奈つぐみ(かわなつぐみ)を演じるのは、若手演技派女優として圧倒的な実力をもつ杉咲花。
岩田は、2016年公開の有川浩原作の映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』に続く2作目の主演、杉咲は、本作で初主演となり、2人は、本作品にて初顔合わせでW主演をつとめます。
大切な人と出会い、2人でさまざまな困難を乗り越え絆を深めた末に、幸せに満ち溢れた完璧な世界にたどりつくまでを描く感動の物語に、フレッシュな主演2人が挑みます。
撮影は、2017年6月2日から、都内近郊にてスタートし、7月中旬にクランクアップを予定。
2018年、まっすぐでピュアな気持ちが心を揺さぶる、感動のラブストーリーが誕生します。
■キャスティングについて/企画・プロデュース 井上竜太(ホリプロ)
岩田剛典さんは、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』でご一緒した時、初主演のプレッシャーの中、笑顔を絶やさず、弱音を吐かず、不屈の精神力で色々な壁を乗り越えていかれました。脊髄損傷を負いながらも、建築家の夢を追い続ける主人公・樹を、岩田さんなら演じ切って頂けると思い、お願いしました。
杉咲花さんは、出演されている作品を見て、ひた向きさ、純粋さ、そして真っ直ぐな目に魅了されました。初恋相手の樹の心に、真っ直ぐにぶつかっていくつぐみ役は、杉咲さんしかいないと思いお願いしました。純粋なラブストーリーの中で、杉咲さんがどんな表情を見せてくれるか楽しみです。
<コメント>
■原作・有賀リエ
漫画作品の実写化には色んな意見がありますが、本作はありがたいことに「実写化して欲しい」「した方がいい」と言っていただけることが多く、今回それが実現することとなり本当に嬉しく思います。
内容は原作を大変尊重してくださっていて、製作側の皆さんには感謝でいっぱいです。
主演は、岩田剛典さん、杉咲花さんという力強いお二人に決まりわくわくしています。
二人の恋にときめいたり、そして見終わった後はテーマの部分を身近に感じてもらえるような、そんな映画になればいいなと思っています。
■監督・柴山健次
漫画原作を読ませていただいたとき、慎重に扱う必要のある題材だと思ったと同時に、
登場人物たちの力強く生きる姿勢に、撮りたい、という意欲をかきたてられました。
変えられない過去、未来に対する不安。
一歩を踏み出すために、登場人物たちは必死に、現在と向き合います。この物語が持つ光と闇を丁寧に描きたいと思います。
■主演・岩田剛典
漫画原作のキャラクターかつ身体に障がいをもった役柄ということで、どちらも自分にとっては初めて経験させて頂く役どころになります。
この作品のテーマでもある大切な人と障がいと共に生きていくという難しいテーマをより身近に感じて頂けるよう、真摯に向き合い、丁寧に演じたいと思います。
■主演・杉咲花
樹とつぐみが想い合うように、スタッフ・キャストの皆様と 儚くて優しい時間を現場で過ごすことができるよう、頑張っていきたいと思います。原作の魅力を肉体を使って表現させていただくなかで、足し算や引き算が必要になることはきっとあると思うのですが、この作品を皆様の元へまっすぐお届けできるよう、映画だからこそ表現できる強さのような魅力があると信じて、自分にできることを考え、この作品に身を委ねていきたいです。
読者の皆様に愛されている原作、そしてその原作者である有賀リエ先生の想いに敬意をはらい、向き合わせていただきます。