(C)2017「blank13」製作委員会

本年度のゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて観客賞にあたる、ゆうばりファンタランド大賞《作品賞》を受賞し、先日、来年2月に劇場公開が決定した齊藤工監督/高橋一生主演『blank13』(読み:ブランクじゅうさん)が、6月17日から開催される第20回上海国際映画祭【アジア新人賞部門】に選出され、齊藤工監督が、【新人監督賞】にノミネートされました。

本部門は、アジア圏の新人監督作品を対象とし、アジア各国からこれからの映画界を担う才能が集まり賞を競うことになります。
上海映画祭は6月17日に華々しいオープニングセレモニーで開幕、6月26日に閉幕。
本作の上映は6月18日で齊藤工監督、神野三鈴の舞台挨拶を予定、受賞発表は6月23日。

上海国際映画祭
1993年から行われているアジア圏最大規模の映画祭で、世界12大映画祭の一つにも数えられている。

本作は、放送作家のはしもとこうじの実話を基に、13年前に突然失踪した父が余命3カ月で見つかったことから始まるある家族の物語。主人公・コウジ役には、高橋一生。彼女役に松岡茉優、失踪した父親役にリリー・フランキー、母親役を神野三鈴が務め、その他、実力派、個性派俳優陣が集結。斎藤工自身も主人公の兄役で出演。
また、音楽監督は俳優・ミュージシャンとしても活躍中の金子ノブアキ、スチール撮影はレスリー・キーが務めている。

齊藤 工監督コメント

『blank13』は日本特有の埋葬・葬儀
身内の死に纏わる家族の距離を描いた作品だと思っています
そもそも企画段階から海外の方々からの目線を意識して切り取った作品でもあります
無理を言って火葬場の裏側の作業にもカメラを向けさせて頂いたり
我々の疑問すら持たなく
“そう言うもの”とやり過ごす
当たり前の風習こそが作品の味わいになればと作りました
なので海を渡った反応は
本作の大きな“目的”です
世界12大映画祭の一つにも数えられる
権威ある上海国際映画祭〈アジア新人賞部門〉新人監督賞へのノミネート
心から光栄に思います

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