アル・ゴア元アメリカ副大統領が出演し、地球と人類の未来を予見するドキュメンタリー『不都合な真実』は、2006年にカンヌ国際映画祭で特別上映され大喝采を浴びたことを皮切りに、第79回アカデミー賞で2部門(長編ドキュメンタリー賞/主題歌賞)受賞、ドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットとなり、また翌07年には地球環境問題啓発に貢献したとしてアル・ゴアはノーベル平和賞を授与されました。その続編となる『不都合な真実2:放置された地球』が、2017年 秋に公開いたします。

この度、環境保全について関心と理解を深め、環境保全に向けて積極的に取り組むことへの啓発活動を図る日として国連が制定した<世界環境デー>(=6月5日)に合わせて、本作の特別映像が到着いたしました。

地球温暖化の影響により海面が上昇し、太平洋のほぼど真ん中に位置するキリバス共和国で、国土沈没の危機に瀕するほどの大洪水が起こったのは前作の公開年である2005年。止まらない温暖化に対し、地球の危機を感じたゴアが語った「真実」は世界の意識を変え、地球は美しく生まれ変わっているはずだった―。
しかし、排出される有毒なガスやスモッグが主な原因として挙げられる、中国で深刻化している微小粒子状物質「PM2.5」による大気汚染、地球温暖化により引き起こされる異常気象が原因として挙げられるスペイン アドラでの集中豪雨による大洪水など、10年経った今、地球はかつてないほどの危機に瀕していることがわかる、衝撃の「現実」を映し出していく本映像。そんな状況に対し、ゴアは前作では見られなかった、必死の形相で、「変化を起こす時だ!」と声を荒げます。その“変化”を起こす為の行動のひとつとして映し出されているのは、太陽光発電の活用。電気がほとんどない世界で最も貧しい国の一つともいわれるアフリカ シエラレオネには、ソーラー発電で動くパソコンを子供たちに供給するなどの試みも行われている様子も映し出されており、「未来に望みを繋ぐんだ。」と発するゴアからは強固な意志が感じ取れます。「容易ではない。批判を浴びる事もある。しかしその先には希望がある。地球の未来は、我々に託された。」と力強く訴える、今も世界中を飛び回り、地球環境問題に取り組む人材の育成を支え、国際的に影響を与え続けているゴアは、今、わたしたちにどんな「真実」を突き付けるのか?衝撃の「現実」と力強いメッセージが心に突き刺さる
『不都合な真実2:放置された地球』特別映像

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