この度、アルバトロス・フィルム配給にて、現代最高のフラメンコダンサーであり、異端児とも呼ばれるサラ・バラスの情熱のドキュメンタリーが邦題『パッション・フラメンコ』としてBunkamura ル・シネマ他にて8月19日に公開、この度予告編が完成いたしました。

フラメンコ界の巨匠、パコ・デ・ルシアやアントニオ・ガデスやエンリケ・モレンテ、カルメン・アマジャなど6人のマエストロに掲げる新作公演「ボセス フラメンコ組曲」の初演までの3週間と世界ツアーに密着し、パリ、ニューヨーク、メキシコ、東京を公演で旅する中で、フラメンコダンサーとして、母として、女性として生きる彼女の横顔も描き出す傑作ドキュメンタリーです。

【サラ・バラス】
1971年4月25日カデスに生まれる。母のフラメンコ舞踏教室で8歳から踊り始め、1989年から1992年にかけてマヌエル­・モラオのカンパニーで活躍。その後男性舞踏手ハビエル・バロンとコンビを組み世界各地で公演。1996年にはメルチェ・エスメ­ラルダやアントニオ・カナーレス舞踏団にゲスト出演した他、マイク・フィギンス監督の映画「フラメンコウーマン」にも出演。1998年、自らが率いる女性ばかりの舞踏団を結成。またテレビのフラメンコ番組の司会を務める。2000年には「狂王女ファナ」を発表。新境地を開いた。2002年秋には歴史物の大作「マリアナ・ビネダ」を発表する。2003年度の国家舞踏賞も受賞した。

監督:ラファ・モレス/ぺぺ・アンドレウ  脚本:ラファ・モレス/ぺぺ・アンドレウ/ヴィクトル・チャルネコ
出演:サラ・バラス、ホセ・セラーノ
2016年/スペイン/スペイン語/95分/ビスタサイズ/5.1ch © 2016 NADIE ES PERFECTO BLINDSPOT
後援:スペイン大使館、日本フラメンコ協会 / 提供:ニューセレクト / 配給:アルバトロス・フィルム

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