2016年公開の邦画実写映画で堂々の興行収入No.1(82.5億円)を記録した『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督)。徹底的なリアリティをもって描かれた様々な描写が観客の心をつかみ、第40回日本アカデミー賞においても、最優秀作品賞など最多7冠を獲得した。
次のステージへ歩みを進める“ゴジラ”が本年11月に解き放つのが、映画『GODZILLA 怪獣惑星』です。日本でアニメーションが初めて公開されてから100周年という節目の年に始動するゴジラ映画史上初のアニメーション企画です。ついに、アニメゴジラの咆哮が轟く―――。

そしてこの度、来週6/12(月)~17(土)にフランスにて開催される「アヌシー国際アニメーション映画祭2017」に『GODZILLA 怪獣惑星』が参加するにあたり、本作においてダブル監督を担う、最新作・劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』がシリーズ最高興収の64.3億円(6/1時点)を突破し大ヒット中の静野孔文監督と、SF漫画の鬼才・弐瓶勉原作の世界中のクリエイターやSFファンを虜にした伝説のコミック「BLAME!」の映像化を成功させた瀬下寛之監督からコメントが到着しました!
静野監督は「ゴジラがアニメになることを世界の人たちはどう思っているのか、気になるところ。アヌシーに集まるアニメファンが我々の「GODZILLA」にどんな反応を示すのか、とても楽しみです。」とコメント。また、瀬下監督は「世界最高のアニメーションフェスティバルに、世界最高の「怪獣」が登場する、そんな歴史的瞬間に立ち会えて幸せです」とコメントした。
「アヌシー国際アニメーション映画祭」は1960年にカンヌ国際映画祭のアニメーション部門が独立して始まった、国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)公認の映画祭で世界最大規模のアニメーション映画祭です。『GODZILLA 怪獣惑星』は今後公開の長編新作のメイキングを紹介する「Work in Progress」というプログラムに招待されています。現地時間6/14(水)午前9:30より、静野孔文監督と瀬下寛之監督が登壇します。なお、この「Work in Progress」には2016年に『この世界の片隅に』(片渕須直監督)が、2015年に『バケモノの子』(細田 守監督)が日本からは招待されており、近年映画祭の中で注目が高まっています。

≪静野孔文監督 プロフィール≫
1972年生まれ。金呈天元(北京)およびkry 株式会社所属。
04年にTVアニメ『名探偵コナン』演出を手がけたのち、05年にアメリカのTVシリーズアニメ『G.I. Joe SIGMA6』の総監督・監督に抜擢。『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序』(07年・演出協力)、OVA『真救世主伝説 北斗の拳:第四部 トキ伝』(09年・監督)、『魔法先生ネギま! ~もうひとつの世界~』(09~10年・監督)、TVシリーズ『シドニアの騎士』(14年・監督)、劇場版『名探偵コナン』は11~17年まで連続で監督を務める。

 

 

 

 


≪瀬下寛之監督 プロフィール≫
1967年生まれ。89年リンクス入社。映画『河童』、『パラサイトイブ』やTVCM、ゲーム映像など、様々な分野のCG/VFX制作でCGディレクター/デザイナーとして従事。97年渡米、スクウェアUSAの映画『ファイナルファンタジー』(01年)にてアートディレクター。00年帰国、スクウェア(現スクウェア・エニックス)にて、『ファイナルファンタジーX』(01年)、『ファイナルファンタジーXI』(02年)、『キングダムハーツ』(02年)、『ファイナルファンタジーX-2』(03年)などのゲームムービー制作のデザイナー/VFXスーパーバイザー。’04年、カシオエンターテイメント入社。松本人志監督作品『大日本人』(07年)、『しんぼる』(09年)にてVFX監督を担当。2010年、ポリゴン・ピクチュアズ入社。『シドニアの騎士』(14年)副監督、『シドニアの騎士 第九惑星戦役』(15年)監督、『亜人』(15~16年)総監督、『BLAME!』(17年)監督。

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