この度、ユニバーサル・ピクチャーズは『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(7月28日 日本公開)を皮切りに、往年のモンスター映画を次世代向けにリメイクし「ダーク・ユニバース」としてシリーズ化することを発表し、『魔人ドラキュラ』、『ミイラ再生』、『透明人間』、『フランケンシュタインの花嫁』、『狼男』などのクラシック・モンスター映画のダイジェストと共に「ダーク・ユニバース」の誕生を知らせる特別映像と、豪華スターが集結したスペシャルショットを公開しました。

ユニバーサルのクラシック・モンスターシリーズが築いてきた歴史を改めて確認することのできる本映像ですが、ユニバーサルのロゴが黒に染め上げられたモーションロゴにかかるテーマ曲は、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』他、ティム・バートン作品の音楽を長年担当する、ダニー・エルフマンが作曲。
このロゴは、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』にて初めて劇場上映されます。

ダーク・ユニバースのクリエイティブの中核を担うのは、新シリーズの立ち上げともなる『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の監督兼プロデューサーを務めるアレックス・カーツマンと、自身6作目となるワイルド・スピードシリーズであり、史上最高額の全世界オープニングを記録した『ワイルド・スピード ICE BREAK』を手掛けたクリス・モーガン。そして、アカデミー賞を受賞したクリストファー・マッカリー(「ミッション:インポッシブル」シリーズ、『ユージュアル・サスペクツ』)や、デヴィッド・コープ(『宇宙戦争』『ジュラシック・パーク』)といった、プロフェッショナルが本プロジェクトに参加する事が明らかに。
カーツマンとモーガンは「ユニバーサルから往年のモンスター・キャラクターを現代に甦らせるという話を受けた時、継承した遺産に敬意を払いながら、同時に近代的なアドベンチャー映画にしなくてはいけないという責任を感じた。ぼくらがダーク・ユニバースの構想を練りだしてから、スタジオと仲間達が難題を突き付けつつも支えてくれた。この先もファンを夢中にし続け、新しいシリーズの想像力をかきたててくれればいいなと思っている」とコメントを発表しています。

『ザ・マミー』に次ぐダーク・ユニバースの次回作には『フランケンシュタインの花嫁』(仮題)を予定。映画史上最大のミュージカル映画となった『美女と野獣』の監督を務めたアカデミー受賞監督ビル・コンドンがメガホンをとり、2019年2月14日(木)に全米公開予定、主演女優は近日発表を予定しています。


ダーク・ユニバース作品は、世界的スーパースターと期待の新星が象徴的なキャラクターに起用されることが特徴。
今後のダーク・ユニバース作品のためにスターが集合した写真が上記であり、透明人間とフランケンシュタインを演じるのは、共にこの夏『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』に出演している、超大作に欠かせないジョニー・デップと、アカデミー俳優ハビエル・バルデム。2人は『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』で主人公ニックを演じるスーパースター、トム・クルーズと、ヘンリー・ジキル博士を演じるオスカー俳優ラッセル・クロウ、タイトルロールである呪われた王女ミイラ、アマネットを演じるソフィア・ブテラと共に、ここに集結しました。

これらのダーク・ユニバース作品を繋ぎ合わせるのは、多国籍の人物達から成る秘密組織“プロディジウム” 。
謎に包まれた天才、ヘンリー・ジキル博士を筆頭に、モンスターという形でこの世に存在する悪を追い、研究し、必要であれば破壊することがプロディジウムの目的であり、どんな政府機関にも属さず、何千年もの間明かされることのない手法で、文明社会と隣り合わせにある悪の存在から人々を守る役目を担っています。
ダーク・ユニバースの第一弾作品となる『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』にも登場するこの“プロディジウム”。
今後どのような形でシリーズ作品に関わってくるのか、ぜひご期待ください。

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