2008年~2014年まで講談社「月刊デザート」で連載され、コミックス累計発行部数は500万部を突破(全13巻)「となりの怪物くん」(ろびこ/講談社「KCデザート」刊)の、映画化がこの度決定致しました! かねてより多くの原作ファンから映像化を待望されていた「となりの怪物くん」。製作陣からの熱烈オファーと、主演が菅田将暉と土屋太鳳の二人に決まったことが決め手となり、競合の末、東宝が映像化権を獲得。大ヒット原作コミックが遂に待望の映画化となります。
友達も全くいない、恋もしたことのないガリ勉・冷血な女子高生が、となりの席の問題児男子に、ふとしたことがきっかけで唐突に告白されたことから始まる物語。初めての友達、初めての恋、初めてのキス、初めてのケンカ、初めての三角関係…。何もかもが「初めて」同士の二人を中心とした、まっすぐだけど不器用な登場人物たちの心を繊細に描いた作品で、単なる高校生同士の恋愛という枠を超えたヒューマンドラマが、女子高生だけではなく、多くの女性から支持を集めています。
主演の一人・吉田春を演じるのは、昨年9本もの映画に出演し、いま最も勢いのある若手トップ俳優・菅田将暉。主人公・吉田春の、“怪物”な中にもチャーミングさを秘めたキャラクターにピッタリという理由と、これまで演じたことのない“王道少女マンガの主人公”を務めてほしいという思いから、製作陣がオファー。菅田本人もオファーを受けた後に原作を読んでとても気に入り、とりわけ春というキャラクターに深い思い入れを持ち、すでに役作りを始めるなど気合十分。まさに相思相愛のキャスティングとなりました。また、これまで数々の映画やドラマで制服を着こなしてきた菅田にとっては、『となりの怪物くん』が最後の学生服姿になります。
ヒロイン・水谷雫を演じるのは、こちらもいま最も勢いのある若手トップ女優・土屋太鳳。
『orange』『青空エール』のような、まっすぐでひたむきな役を演じることの多かった彼女が、あえてこれまでと全く逆の役どころとなる「冷血女子」を演じる姿を観たいという理由から製作陣がオファー。これまで多くのラブストーリーのヒロインを演じてきた土屋が、新境地の“恋愛したくない”ラブストーリーのヒロインに挑みます。
監督を務めるのは、数多くの青春恋愛映画を手掛けてきた気鋭の月川翔(『黒崎くんの言いなりになんてならない』(16年)、『君と100回目の恋』(17年)、『君の膵臓を食べたい』(17年))。
映画『高台家の人々』(16年)、ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(16年)を手掛けた脚本家・金子ありさとタッグを組み、青春恋愛映画の金字塔を目指します。

©ろびこ/講談社

【菅田将暉 コメント】
春は、とても可愛いキャラクターで、動物的というか、現代的であるなと思います。誰よりも純粋で、不器用とはまたちがう可愛さがあります。怪物感というものもありますし、原作の魅力をリスペクトして楽しんで演じられたらと思います。今作は、キャラクター全員が個性豊かですし、切ない部分も随所にある作品です。新鮮さを忘れず、そして自分にとって最後の制服姿となると思うので、思いきり楽しみたいです。
また、土屋さんとは、バラエティでお会いしたことがある程度で、映画では初共演です。独特なパワーを持っていて、自分の正義もあり、雫にぴったりの方だと思いました。春としては、土屋さん演じる雫に救ってほしい気がします。あと、最近僕は運動不足です。土屋さんは身体能力の高い方だと聞いていますので、撮影の合間にボールを使ったりして遊びたいです。

【土屋太鳳 コメント】
「となりの怪物くん」の世界で水谷雫として生きる時間に、女優として挑戦できることとなりました。
貴重な機会を得て心から感謝すると同時に、一筋縄ではいかない難しさを強く予感しています。
同世代の象徴的存在の一人である菅田将暉さんを始め力強いキャストの方々、そして御一緒出来ることが夢のようなスタッフさん方が集結する現場に、武者震いを感じずにはいられません。
原作を尊重し全力を尽くします。宜しくお願い致します。

【ろびこ コメント】
映画化が決まって嬉しく思うと同時に
「春と雫を実写化って大丈夫だろうか」ととてもドキドキしました。
菅田将暉さんと土屋太鳳さんという素晴らしい役者さんに演じていただけて、大変恐縮です。
完成をワクワクしながら、楽しみに待ちたいと思います!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=56424