このたび、映画『ある戦争』が10月8日(土)より新宿シネマカリテ他にて全国順次公開 される運びとなりました。

本作は、『偽りなき者』『光のほうへ』の脚本家として知られるトビアス・リンホルムが監督&脚本を務め、世界中で絶賛され、第88回アカデミー賞®外国語映画賞にノミネートされた作品です。

アフガニスタンに駐留するデンマーク兵が直面する過酷な現実を、ひり付くほどにリアルな戦場の最前線の描写を交えながら描いた『ある戦争』。本作は「これは決してハリウッドでは作れない映画」と世界中のメディアに言わしめた作品です。主演はハリウッド実写版<攻殻機動隊>の『GHOST IN THE SHELL (原題)』でバトー役を演じる事が話題の、デンマークを代表する俳優ピルー・アスベック。極限状態における正義の在り方や家族の愛を、戦地と法廷、2つの場所を舞台に観る者に問いかける、ヒューマンドラマの傑作です。

本作の公開を記念して、初日8日(土)&15日(土)の2週連続上映後トークイベントの実施が決定しました。
初日8日(土)は、中東を始め9カ国の国際支援をしている、NGO団体・特定非営利活動法人国際ボランティアセンター(JVC)の谷山博史代表と、普段は現地アフガニスタンで平和教育キャンペーン等を行っているアフガニスタン事業の副代表のサビルラ・メムラワル氏が緊急来日し、登壇される予定です。 長年現地を見続けてきた谷山代表とアフガニスタン人であるメムラワル氏に、劇中の舞台ともなったアフガニスタンの現状について熱く語っていただきます。

また2週目となる15日(土)には、国内外において、様々なニュース現場の最前線で活躍されているジャーナリスト・キャスターの堀潤氏と、前週に引き続き、国際ボランティアセンターのアフガニスタン事業の統括者でもあります小野山亮氏の2名をお呼びして、ジャーナリストの視点から映画を観て感じた事を、アフガニスタン紛争状況にお詳しいJVCの小野山亮氏と共に、さまざまな切り口で語っていただく予定です。

<映画『ある戦争』公開記念トークイベント①概要>

【実施日時】 10月8日(土)/モーニングショー上映(10:30〜)、上映後約30分予定
【会場】 新宿シネマカリテ (新宿区新宿3丁目37−12 新宿NOWAビルB1) 
【登壇者】谷山博史氏(JVC代表) 参考:https://www.ngo-jvc.net/jp/aboutjvc/staff/tokyo.html
サビルラ・メムラワル氏(JVCアフガニスタン事業・副代表) 

<映画『ある戦争』公開記念)トークイベント②概要>

【実施日時】 10月15日(土)/モーニングショー上映(10:30〜)、上映後約30分予定
【会場】 新宿シネマカリテ (新宿区新宿3丁目37−12 新宿NOWAビルB1) 
【登壇者】堀 潤氏 (ジャーナリスト・キャスター)
小野山 亮氏(JVCアフガニスタン事業統括) 

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執筆者

Yasuhiro Togawa