ジョージ・ルーカスのアイデアから誕生した、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』へと続く“アナザー・ストーリー”『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が12月16日(金)全世界で公開となる。新たなるSWプロジェクトに注目が集まるなか“すべては、ここから始まる。”というコピーと共にティザーポスタービジュアルが解禁となった。

解禁されるポスタービジュアルには完成を目前に控えたシスの暗黒卿ダース・ベイダーを擁する帝国軍の究極兵器デス・スター。そして、美しい海辺に似つかわしくない姿でありながら凛々しく立ち上がる主人公ジン・アーソの姿が─。
物語の舞台は、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の少し前、「新たなる希望」ではあのレイアも所属していた反乱軍によるはぐれ者の寄せ集め極秘チーム<ローグ・ワン>が全銀河を脅かす究極兵器デス・スターの設計図を奪うミッションに挑むというストーリー。しかも「97.6%の確率で失敗する」といわれる不可能なミッションだ。

“すべては、ここから始まる。”という言葉が意味することとは?
─『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で、レイア姫がR2-D2に託した“デス・スター”の設計図。だが、そもそもレイア姫は、そして反乱軍は、いかにしてこの超極秘情報を入手することができたのか?─という、長きに渡る謎を解き明かす物語になる『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。先ごろUSのメディアが、本作は「ep4 /新たなる希望」のオープニングの10分前までを描いている」と掲載し話題を呼んだが、本作の監督で、自他共に<スター・ウォーズ おたく>と認めるギャレス・エドワーズはその噂について、「ローグ・ワン」が「新たなる希望」に繋がる出来事について描いている事は確かだ。「新たなる希望」の冒頭にどこまで近いかというと…、いや、やめておくよ、ネタばれになるといけないから、どこまで直前かは観客に本作を観てその目で確かめて欲しい」と際どいコメント。彼の言葉通り、本作では「スター・ウォーズ」伝説の“最初の謎”をドラマチックに解き明かし、全ての原点が明らかになる。
「新たなる希望」のオープニング・クロール*1や、「新たなる希望」におけるダース・ベイダーの幾つかのセリフから誕生したこの物語は、ジョージ・ルーカスが「〈スター・ウォーズ〉の世界には、別の形で語られるべき物語がある」という長年の想いが結実した作品。生きて行くためなら憚ることなく窃盗・暴行・書類偽造もこなす “やんちゃな”ヒロイン ジン・アーソを中心に、謎に満ちた父親への愛と葛藤、そしてフォースや特殊能力を持たない銀河の歴史に埋もれていた“名もなき戦士たちの誇り高き闘い”に光を当てた、まさに「始まりの物語」にしてもう一つの〈スター・ウォーズ〉の物語だ。

そんな『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、壮大な<スター・ウォーズ>の世界に躊躇してしまっていたビギナーには、ポスターに入り口となる作品として大きな役割を果たし、SWファンにとっては伝説の原点の謎が解明される待望の映画となる

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執筆者

Yasuhiro Togawa