『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』の西川美和監督が、『おくりびと』以来7年ぶりの映画主演となる本木雅弘を迎え、直木賞候補となった自らの小説を映画化する最新作『永い言い訳』(アスミック・エース配給)が10月14日(金)より公開になります。 人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(きぬがささちお)(本木雅弘)は、妻・夏子(深津絵里)が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。まさにその時、不倫相手と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。そんなある日、妻の親友の遺族——トラック運転手の夫・陽一(竹原ピストル)とその子供たちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。子供を持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝きだすのだが・・・
主人公の幸夫役に『日本のいちばん長い日』『天空の蜂』での演技が高い評価を得て、昨年度日本アカデミー賞最優秀助演男優賞等を受賞した本木雅弘。その他ミュージシャンの竹原ピストル、池松壮亮、黒木華、山田真歩、堀内敬子、深津絵里など、屈指の実力派俳優が脇を固め、ひとときも見逃したくない緊張感と豊かさにあふれた映画空間を創り上げます。

この度、『永い言い訳』と日本のファッション業界を牽引し続ける大人気セレクトショップ「BEAMS」がコラボレーション!!
本作の撮影にあたり、本木が演じた主人公・衣笠幸夫の衣装について、「BEAMS」が全面協力。本木自身が「ビームス創造研究所」クリエイティブディレクター南雲浩二郎氏と、80年代中頃から深い親交があったことから、今回のコラボレーションが実現しました。南雲氏は、映画全体のスタイリングを手掛けた小林身和子氏とともに、幸夫の劇中衣装のコーディネイトに携わり、複雑な自意識を持った主人公が人間味あふれるチャーミングな人物へと変化していく様を、見事にファッションで表現されています。

本作の公開を記念し、BEAMSの2016A/Wコレクションを本木が着こなすファッションカットと本木と南雲氏が映画とファッションについて語る貴重な対談を収録したスペシャルフライヤーが完成!フライヤーは9月17日(土)より全国のBEAMS店舗で配布されます(一部取り扱いがない店舗もございます。なくなり次第終了)。 また、BEAMS公式サイト内「TALK」でも同内容を近日公開予定です。http://www.beams.co.jp/special/talk/

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執筆者

Yasuhiro Togawa