巨匠ヴィム・ヴェンダース監督の7年振りの劇映画であり、
豪華キャストが出演する『誰のせいでもない』の日本版予告編が完成
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『誰のせいでもない』予告編は、下記よりダウンロードしてお使いください。
http://xfs.jp/I7Hos

一つの事故。一人の男。三人の女。
魅力的なキャストとヴェンダースならではの感情のランドスケープ。
サスペンスフルな映像に傑作の予感がする予告編解禁!

『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』で知られる巨匠ヴィム・ヴェンダース。
劇映画の監督作としては7年振りとなる待望の新作『誰のせいでもない』が11月12日(土)より日本公開となるが、この度、その予告編が完成した。

本作で、昨年のベルリン国際映画祭金熊名誉賞を受賞したヴェンダース監督だが、予告編の冒頭でこれまでのフィルモグラフィーが紹介され、あらためて偉大な監督であることを実感させる。それに続く、真っ白な雪に包まれた街。走る車。そして急ブレーキ。この映像の連なりを見るだけでも、ヴェンダース・ファンなら本領発揮の予感がするだろう。

加えて、豪華で魅力あふれる俳優たち。主人公の作家に『スパイダーマン』『127時間』『スプリング・ブレイカーズ』のジェームズ・フランコ。彼がひき起こした事故に息子が巻き込まれる母親には、伝説の『シャルロット・フォー・エヴァー』から最近はラース・フォン・トリアー作品で大胆な演技を見せるシャルロット・ゲンズブール。フランコ演じる作家に別れを告げられる恋人には『アバウト・タイム』や『スポットライト 世紀のスクープ』のレイチェル・マクアダムス。フランコに惹かれていく編集者に『みなさん、さようなら』『潜水服は蝶の夢を見る』のカナダ女優マリ=ジョゼ・クローズ。

本作は本来3D作品として撮影され、日本では2Dと3Dでの上映が予定されているが、「人物の心の深い奥こそ3Dで語るにふさわしい」と言うヴェンダースの言葉通り、俳優たちの表情や内面を、ロードムーヴィーの名手ヴェンダースらしく風景のランドスケープのように映しだす独特なカメラのムーブメントに新たな傑作3D映画の予感いっぱいの予告編になっている。『誰のせいでもない』は11月12日(土)から全国順次公開。

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=yd8PhKyo4ds

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執筆者

Yasuhiro Togawa