宮沢りえ主演最新作、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』が10月29日(土)より新宿バルト9他にて全国公開となります。

 自主制作映画『チチを撮りに』が、ベルリン国際映画祭他、国内外10を超える映画祭で絶賛された、中野量太監督の待望の商業デビューとなる本作。〝死にゆく母と、残される家族の愛と絆″という普遍的なテーマを、想像できない展開とラストで紡ぎだし、涙と生きる力がほとばしる、驚きと感動の詰まった物語となりました。
 脚本を読み、「心が沸かされた」と出演を決めたのは、『紙の月』で日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞他、2014年の賞レースを総なめにし、名実ともに日本を代表する女優となった宮沢りえ。会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つ〝お母ちゃん″双葉役は、彼女以外には考えられないと思わせる熱演です。その娘、安澄を演じるのは、今もっとも注目の実力派若手女優・杉咲花。
頼りないけどなぜか憎めないお父ちゃんを演じるのは、オダギリジョー。旅先で双葉と出会い、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂桃李。そして篠原ゆき子、駿河太郎、オーディションで選ばれた驚きの新人子役・伊東蒼が新しい家族の物語を彩ります。

 この度、新たな場面写真&メイキング映像が解禁。幸野家の母・双葉が、娘・安澄(杉咲花)と鮎子(伊東蒼)を連れて、初めての女三人旅で訪れたのは、海風漂う港の近くの食堂。ここの名物はなんてったって「高足ガニ」!お腹を空かした食べ盛りの娘たち、料理が並ぶや否や口一杯に頬張る姿はなんとも微笑ましい。その食いっぷりは天下一品!母娘で過ごすひとときにお腹一杯の高足ガニ。たとえば卵を落とした味噌汁、ごはんがぎゅっと詰まったいなりずし…誰しも思い出に残る〝味の記憶″というものがあるとすれば、幸野家の娘たちが大人になって思い出す幸せの味はもしかすると「高足ガニ」なのかも?ちょっとリッチ笑。
撮影が行われたのは静岡県・戸田港。撮影後にこのカニはスタッフにもふるまわれ、なかなか食べることのない貴重なカニにスタッフも大興奮!大きさのみならず、味も最高級だったとか。
楽しくてなんだかあったかいシーンにほっこり。ああ家族に会いたくなっちゃった〜

メイキング映像
https://www.youtube.com/watch?v=R_CGacyw-x4

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執筆者

Yasuhiro Togawa