野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市らが豪華競演を果たす映画『花戦さ』(2017年初夏全国 公開)。この度、本作の製作を記念し、戦国時代から江戸時代にかけての時代背景や初代専好の記録より、当時の  いけばなが再現展示されます。

 野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市という、狂言×歌舞伎×日本映画界のトップが競演する痛快時代劇エンターテインメント映画『花戦さ』(2017年初夏公開)。本作は、これまであまり知られることのなかった初代・池坊専好という花の名手と千利休の友情と、戦国時代において京都の町衆である六角堂にいる花僧が、かれらの代表者として、時の権力者である豊臣秀吉の乱心に、刃ではなく花をもって諌める物語。
 
 この度、本作の製作を記念し、9月7日(水)より開催される「いけばなの根源池坊展 東京花展」(日本橋三越本店 本館7階ギャラリー)にて、戦国時代から江戸時代にかけての時代背景や初代専好の記録より、当時のいけばなを再現した「初代専好の花」を特別展示します。
華道家元池坊は、2017年、「花を生けた」という記録から555年を迎えます。世界に誇る文化として、長く日本人の心に息づいてきた「生け花」ですが、そこに焦点を当てた映画作品は、これまでありませんでした。次期家元は、昨年11月池坊専好を襲名した4代目専好であり、初代専好の伝説が映画化されるという、まさに記念の年となります。
 映画より一足早く、この機会にぜひ、花を生けることで戦乱に生きる人々の心を救う花僧・池坊専好の花をご覧いただき、日本文化の魅力が詰まった映像に是非、ご期待ください。  

「いけばなの根源池坊展 平成28年度東京花展」
 http://www.ikenobo.jp/event/katen_2016/tokyo.html
 ・会  期:   2016年9月7日(水)〜12日(月)
 ・会  場:   日本橋三越本店 本館7階ギャラリー
 (地下鉄 銀座線・半蔵門線「三越前」駅より徒歩1分)
 ・ご入場時間: 午前10時30分〜午後7時(午後7時30分閉場)
 ・入場料:  900円【税込】   ※高校生以下無料  ※お着物でご入場いただいた方は入場無料
 ・後 援:  朝日新聞社/産経新聞社/日本経済新聞社/毎日新聞社/読売新聞社/東京新聞

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執筆者

Yasuhiro Togawa