現在、絶賛公開中の長編ドキュメンタリー映画『健さん』(配給:レスぺ)が、8月25日よりスタートした、第40回モントリオール世界映画祭のワールド・ドキュメンタリー部門にて、最優秀作品賞を見事受賞致しました!
(発表:9月5日 現地時間)モントリオール世界映画祭といえば、高倉健さんが、1999年に開催された同映画祭(第23回)にて、『鉄道員 ぽっぽや』(降旗康男監督)で日本人俳優として初めて主演男優賞を受賞した映画祭であり、健さんにとって俳優人生で唯一、海外の映画祭での「主演男優賞」受賞した国際映画祭になります。この高倉健さん「ゆかりの地」ともいえる、本映画祭での受賞に、現地にいた日比遊一監督と、本作にも出演されている、高倉健さんの実妹の森敏子さんより、喜びの声が届きました。

日比遊一監督 コメント
ニューヨークに暮らし始めて30年経ちますが、いつかこんな日が来ることを夢に見ていました。かつて高倉健さんに主演男優賞をくださったこの
モントリオールの地で、最優秀賞を頂けたのは偶然を超えた運命を感じております。映画の製作に関わったすべてのスタッフ、そしてご協力いただ
いた尊敬する多くの先輩映画人たちに敬意と感謝を申し上げたいと思います。本当に有難うございました。 —モントリオールより

森敏子さんコメント
兄が一番喜んでいると思います。この間、毎日お墓に参ってお願いをしてきましたが、願いが天に届いたと感じてます。男気と優しさでこの作品を
作って下さった、製作者や監督に心の底から感謝申し上げます。受賞出来たことが、ただただ有難いです。

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執筆者

Yasuhiro Togawa