世界20カ国のオープニング興行収入No.1を記録した超ド級の冒険スペクタクル『キング・オブ・エジプト』が9月9日(金)より全国で超拡大公開されます。

舞台は古代エジプト。神と人間が共存する世界で王座をかけたバトルが勃発。鍵を握るのは、奪われた恋人を救うために立ち上がった盗賊ベック。巨大ピラミッドの迷宮、スフィンクスの謎かけや仕掛けだらけの神殿など次々と押し寄せる試練に立ち向かいながら、〈神の眼〉を盗み出しエジプトの天下取りを目指す!『アイ、ロボット』の監督アレックス・プロヤスが壮大なスケールで古代エジプトを描いた、大迫力の映像とスリル満点の体感型アトラクションムービーがついに日本上陸。

主人公の盗賊の青年ベック役にKis-My-Ft2の玉森裕太、ベックの恋人ザヤ役には女優の永野芽郁が、そして、中村悠一、小山力也、沢城みゆき、中井和哉、菅生隆之、田中真弓ほか、超豪華声優陣が脇を固める本作に、エジプト考古学者の吉村作治が、吹替え声優に初挑戦したことが明らかになった。エジプト考古学研究の第一人者としてエジプトの素晴らしさを広く世に伝えてきた吉村は、古代エジプトが舞台の本作で、字幕監修を担当したことから、吹替え声優まで務めることになった。

残虐な暴君と化した砂漠の神・セト(ジェラルド・バトラー/吹替え:小山力也)の陰謀によって囚われの身となっていたベック(ブレントン・スウェイツ/吹替え:玉森裕太)の恋人・ザヤ(コートニー・イートン/吹替え:永野芽郁)。ベックとともに冒険の旅に出るはずだったザヤは、セトの手下により死者の世界に。吉村が演じるのは、死後の世界に行けるかの裁きをかける最後の門番。死後の世界にいけるかは捧げ物次第。解禁された映像では、「前へ進め」「捧げものを出せ」という吉村の低音ボイスが響き渡り、捧げ物の価値によって裁かれる者の姿が映し出される。捧げ物を持たないザヤを、ベックは救い出せるのか…!?

吉村はナレーションをはじめ“声”の仕事はほとんどしたことがなく、緊張を隠せない様子で収録に挑んだ。しかし、初挑戦とは思えないほどの表現力を発揮し、収録はほぼ1発OK。耳慣れない自分の声に照れ笑いを浮かべていた。吉村は「今回字幕監修をさせて頂きましたが、まさか声優に挑戦する機会まで頂けるとは思っていませんでした。非常に難しかったですが、努力の成果をスクリーンでご覧頂けたら嬉しいです。この映画は、エンターテインメントとして楽しめるだけでなく、古代エジプトの神話がベースになっていますので、エジプトをより好きになっていただけるきっかけになる映画となるのではないかなと思っています。」とコメントを寄せる。

アフレコ映像 https://www.youtube.com/watch?v=7JAOpS6Ki5k

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執筆者

Yasuhiro Togawa