このたび、ムック本『 1980年代の映画には、われわれの青春がある』の発行が決定致しました

1980年代を検証する本が巷にあふれているが、本書は「映画」に絞った1980年代の一冊です。
この10年間に映画は、映画界はどう動いたのか? 何が終わり、何が始まったのか。1980年代の映画と映画界を、ふりかえることで「ああ、そういう時代だったなあ」というノスタルジーを感じつつ、映画と映画界の“これから”が見えてくる、そんな本になっています。

外国映画:
I.アメリカ映画/スピルバーグの映画/SFXの映画/アクション映画
ヴェトナム戦争映画/映画が映す社会の問題/ヒット曲とヒット映画の関係
ブラッド・パックと青春映画/80年代を代表するハリウッドスターたち
同・映画監督たち/インディーズ映画の登場
II.ヨーロッパ映画/映画ファンに影響を与えたヨーロッパの映画
III.アジア映画/ジャッキー・チェン/アジアの映画作家たち

日本映画:
I.新風を吹き込んだ映画作家たち
II.日本映画を支えたアイドルたちの人気
III.映画製作の変化/映画会社の10年
IV.アニメーション映画の10年

映画をめぐる環境の変化
I.検証ミニシアターブーム
II.ビデオの普及による様々な影響
III.1980年代の映画館
IV.映画を伝えるメディアの変化
V.テレビの洋画劇場

定価 2,000円+税
刊行 2016年9月3日
判型 A5
ページ数
発行元 キネマ旬報社
ISBN 978-4-87376-838-0

執筆者

Yasuhiro Togawa