この度、本編予告映像がついに解禁。
黒いスーツにサングラス、オールバックでトランペットを吹く男。その男の正体は1950年代から活躍し、全米No1の人気を誇ったJAZZ界のジェームズ・ディーンと呼ばれた伝説のトランペッターにしてシンガーのチェット・ベイカー!クスリが原因で音楽家としての人生が危機に瀕し、絶望・挫折をするが、1人の女性に支えられ、愛の力によって復活していく様子が、数々の名曲とともに映し出されている。また映像では、この映画のために6カ月間も集中トレーニングをして手に入れた、イーサン・ホーク本人による「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」の甘い歌声もついに披露!やさしく切ないチェット・ベイカーの歌声を見事に再現したイーサンの歌声に、胸が締めつけられること間違いなし。そして予告編のラストに映し出された、トランペットを吹くチェットが見つめる視線の先にいる恋人に伝えたかった思いとは…。
ロマンチックなムードが観る人々を包みこむこの予告にますます期待が上昇。11月の公開が待ちきれない。

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=ysXU-9eiINA

また今回チェット・ベイカーについて、95年のデビュー以来ミュージックシーンのみならず、カルチャーシーンからも大きな支持を得ている3ピース・ロックバンド「GREAT3」の片寄明人さんが「どんなにボロボロの状態でステージに上がったとしても、ひとたび彼が音楽の中に身をまかせると、そこにはスーパーロマンティックとしか形容のできない、美しく魔法のような旋律がこぼれ落ちる。人々はその地獄から生まれる奇跡のような一瞬を求めて、チェットのライブに通ったのだろうと僕は思う。」とコメント。チェット・ベイカーの人間としての弱さが、音楽を輝かせ、人々を魅了したのだと語った。

音楽に全てを捧げた男と、天才に全てを捧げた女の
スーパーロマンティックな愛の物語は11月26日より全国でロードショー。

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執筆者

Yasuhiro Togawa