ドキュメンタリー映画『ダンスの時間』(野中真理子監督)を9月17日(土)より、シアター・イメージフォーラムを皮切りに全国順次公開いたします。

このたび、ダンス・カンパニー「コンドルズ」主宰、ダンサー・振付家の近藤良平さんの本作への応援コメント動画を初公開!

●近藤良平さんコメント動画YouTube:https://youtu.be/pqKVwfJDKNM

日本が誇るダンス集団・コンドルズの近藤良平さんが語る!
「これはダンスの映画ではない、人と人との関わりあいの映画」

「コンドルズ」は男性のみ学ラン姿でダンス、生演奏、人形劇、映像、コントを展開するダンス集団。世界30ヶ国以上で公演。ニューヨークタイムズ紙絶賛。渋谷公会堂公演も即完超満員。収容人数5万人の味の素スタジアムで開催された「東京スポーツ国体2013」開会式式典演技の総演出を担当。近年ではNHK連続テレビ小説『てっぱん』のオープニングやNHK総合『サラリーマンNEO』内「テレビサラリーマン体操」の振付・出演も記憶に新しい、日本を代表するダンス・カンパニーである。今年は結成20周年を迎え記念ツアー「20th Century Boy」を全国で敢行中。

そんなコンドルズを主宰しているダンサー・振付家の近藤良平さんより、このたびドキュメンタリー映画『ダンスの時間』へのコメント動画が到着した。

近藤良平さんからのコメントは以下の通り。(一部抜粋)

「コンドルズの近藤良平です。今回、『ダンスの時間』をみんなにぜひ見てもらいたくてですね。正直言って最高です。何がいいかというと、全然ダンスの映画じゃないです。人と人との関わりあいの映画で、村田香織さんを通した目で、人とどう関わるかということが描かれています。それは、僕もやっていることが全く同じなので、共感するところばかりです。『ダンスの時間』、名作ドキュメンタリーです。心がふわっと、とてもあたたかい気持ちになれる、すごくいい映画です。ぜひ見にきてください。僕ももう一度見たいと思います。」

今回、映画公開に際して野中真理子監督のリクエストで近藤さんとの初対談が実現。その対談のなかで近藤さんは

「映画のなかで主人公の村田香織さんがワークショップをしているときに、“無意味な動きをつけて”って言いますね。これはダンスをする人には重要なことです。その動きには、正解もないし、失敗もない」と語り、それは“人と人との関わりあい”にも通ずることだと映画のテーマを分析している。対談の模様は劇場で販売されるパンフレットに収録される。

『ダンスの時間』は、ダンサーの村田香織の日常生活を追いかけながら、生きものや、認知症のお年寄りとのコミュニケーションを通して、生活のなかにある<関わりあい>を見つめるドキュメンタリー。監督は、大ロングランヒットを記録した名作ドキュメンタリー映画『こどもの時間』や『トントンギコギコ図工の時間』で、子どもたちの生命力や芸術性を描いて感動を呼んだ野中真理子。音楽はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で知られる大友良英、江藤直子が担当している。

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執筆者

Yasuhiro Togawa