この度、葛城地域観光協議会が4月に発足した「葛城地域観光振興シネマプロジェクト」の企画により製作される、映画『天使のいる図書館』の主演を注目の女優・小芝風花さんが演じることに決定いたしました。

本作は奈良県の葛城地域に実際にある図書館を舞台に、小芝さん演じる新人司書のさくらが図書館に来た老婦人の“ある願い”を叶えることで、地域の歴史や文化を理解し、そこで出会う様々な人々との交流を通して人間的に成長していくという心温まるストーリーです。
主人公の新人司書・吉井さくらを演じる小芝さんは、14年に自身初映画となる『魔女の宅急便』で主演を務め、同作で「第57回ブルーリボン賞」の新人賞を受賞。NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」(16)や「早子先生、結婚するって本当ですか?」(16/CX)などの話題作へ出演するほか、舞台・ラジオ・バラエティ番組など、その活躍の場をますます広げています。小芝さんは、司書という慣れない仕事に戸惑いながらも地域の人たちとの交流を通して成長していくという役に対し、「さくらが少しずつ変わっていく様子を丁寧に演じたいです」と話し、「クランクイン前には実際に色々な図書館に行ってみたいです」と今秋に控える撮影を前に意気込みを述べます。続いて「映画を通して葛城地域の素晴らしいところを知っていただき、実際に奈良県まで足を運んでいただけたら嬉しいです」と話し、映画全編の撮影が予定されている奈良県葛城地域の魅力を発信していくことに期待を寄せます。

監督は映画『桜ノ雨』(16)のウエダアツシさんが務め、脚本には『百瀬、こっちを向いて。』の狗飼恭子さんを迎え入れます。

さらに今回、映画製作及び宣伝を支援してくださるサポーターを募集する運びとなりました。お寄せいただきました協賛金はすべて映画製作資金、または映画宣伝費として活用されます。映画『天使のいる図書館』の製作と上映活動を通して、多くの方に葛城地域の魅力を知っていただきたいと考えています。応募は公式ホームページよりお申込みいただけます。

映画『天使のいる図書館』は、2017年春の公開を予定しています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa