「週刊少年チャンピオン」(秋田書店発行)で連載中、コミックス累計発行部数1500万部超の人気を誇る、渡辺航原作による自転車<サイクル>ロードレースにすべてを懸ける高校生たちの戦いとドラマを描くアニメーション『弱虫ペダル』。これまでにTVアニメシリーズ第2期までを放送、そして2017年1月からはTVアニメ第3期シリーズ放送が決定。さらに、それに先駆けて9月9日(金)より、原作連載開始時に3年生だったキャラクターたちの過去を描くスピンオフシリーズ『弱虫ペダル SPARE BIKE(スペアバイク)』が映画館にて特別上映。作中の2大クライマー(登坂に強い選手)である巻島裕介と東堂尽八の過去の物語が描かれます。さらに、コミカルなスピンオフシリーズ『弱虫ペダル スペアバイク それいけアラキタくん』もおまけパートとして上映されます。

 この度、『弱虫ペダル SPARE BIKE』より、「東堂尽八編」の先行場面カットが公開されました。箱根学園のエースクライマーである東堂尽八の中学生時代、彼がロードバイクと自転車レース、そして“自転車で山を駆け登る”衝動と出会う姿が描かれます。そして、東堂をはじめ、彼に自転車レースを始めるきっかけを与える友人・糸川修作、箱根学園のマネージャーの女の子・皆水の3人のキャラクター設定画も公開。また、東堂編のアフレコ時の写真と、東堂を演じる柿原徹也さんの「SPARE BIKE」への想いが込められたコメントも到着しました。

東堂尽八役:柿原徹也よりコメント到着!

—中学時代の東堂尽八を演じてみていかがでしたか?
ナルシストだったり、根本の性格は変わらないと思います。ただ、何を一番大切にしているか、そのベクトルの向き方が違いますね。高校生の尽八は自転車が一番で、その自転車で競い合えるライバルの巻ちゃんが一番。中学時代はただオシャレと友達を大切にしている。まだ自分自身が命を懸けてのめり込めるようなものに出会っていない状態なので、高校時代よりもピュアに演じました。

—東堂と自転車(ロードバイク)との出会いが描かれました。
(前半に)修作と山道を自転車で競い合う中で、大切にしているファッションが乱れるのも関係なしで、なりふりかまわず体が動きました。やっぱり勝負事となると負けられない、そういう男の子なんだなって思いましたね。

—柿原さんにとって東堂はどんな存在ですか?
自分にとって尽八はストレートに役に入っていける、感じたままにセリフが出てくるキャラクターなんです。僕はこの尽八がとにかく可愛くて、演じていて楽しくて、もっと良く演じてあげたいという気持ちが芽生えてくる。特別な存在です。

—上映を待っている皆さんにメッセージをお願いします。
僕も出会ったことのなかった、中学生としての尽八らしさを楽しみにしていてください。また新しい発見があると思います!

『弱虫ペダル SPARE BIKE』
9月9日(金)より2週間限定特別上映
http://yowapeda.com/sparebike/

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=55035

執筆者

Yasuhiro Togawa