『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作がメガホンを執った、『フレフレ少女』以来8年振りとなる、自身の完全オリジナル脚本による監督作『エミアビのはじまりとはじまり』が9月3日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開します。
この度、各界著名人の方々より本作に絶賛のコメントを多数頂きました。

人気上昇中の漫才コンビ“エミアビ”の片割れ・海野が、ある日突然自動車事故で死んだ。遺された相方の実()道()はマネージャーの夏海を連れ、海野の車に同乗していた雛子の遺兄・黒沢に会いに行く。黒沢も数年前までお笑いの世界にいた、エミアビの先輩であり恩人だった…遺された者たちが繰り広げる、“笑い”がつなぐ希望と再生のファンタジック・ヒューマン・ストーリー。
TV「あまちゃん」「64」などの演技で注目を集め、8月上旬号の「キネマ旬報」で映画界が期待する若手俳優の一人に選出された森岡龍が、遺された実()道()を演じ、映画『桐島、部活やめるってよ』など映画、テレビに幅広く活躍し、auのCM新シリーズで一寸法師役に大抜擢され注目度急上昇中の前野朋哉が海野を演じます。その他にも黒木華、新井浩文など、日本映画界を支える俳優陣が集結しました!監督は巨匠・鈴木清順監督の愛弟子・渡辺謙作が『となり町戦争』『フレフレ少女』に続き監督・脚本を務めた。

マスコミ試写会は毎回溢れんばかりの人で埋め尽くされ、全回満席。上映時間は漫才シーンで笑い声が聞こえるなど、大盛況を記録しています!上映後の感想では「愛と再起とプライドのために、というところが芸人ではない人たちも共感できる物語だと思いました。監督の、あらためて映画で楽しませたいという決意表明のようにも感じられて、心動かされました。」「どんだけ辛気臭いかと思いきや、小気味よく裏切ってくれるお笑いバカたちの奮闘。前野朋哉さんのはじけっぷりには、笑神が降臨してます。」「とてつもなく悲しいとき、怖いときにこそとてつもない笑いがやってくる。そのことがファンタジックに描かれるのが、逆にとてもリアル。その意味でも主人公の実道は本当にまだこれからの人、「はじまり」の人なんだなと思いました。」などなど、太鼓判を押す映画評論家やライターの方が多数!

著名人の方々からも、絶賛の声が届いています!

①日本映画界の監督も渡辺監督の世界に拍手!
過去を想いながら、またはじめるしかないんですね。それがダメでも、またはじめる。何度でも。
作家がどうしても作らなければならなかった映画を観ると、本当に勇気づけられます。
—石井裕也(映画監督)

26歳で監督デビューした早熟の問題児 ?!
『渡辺謙作、第2章のはじまりとはじまり』だね。いいね!映画、笑ったよ。
—大森立嗣(映画監督)

②”笑い”が生業の方々からも、まさかの称賛の嵐!
ありえない設定ではなくありえる設定であって、でもシリアスのようでシリアスじゃない。
笑いって結局、無敵なんだなぁ。

—ナイツ・塙宣之(漫才師)

絶体絶命な状況vs笑い
笑いは最強にして、やっぱりすごく脆いな…胸がいっぱいになりました。
—ナイツ・土屋伸之(漫才師)

体当たりの映画だ。この映画でしか観ることのできない体当たりがいくつも鏤められてある。だから観ないとね。
—倉本美津留(放送作家)

まず劇中で披露されるネタが芸人にはない独特な発想で素晴らしかったです。
尚且つ役者の方々にあんなに完璧に漫才されたらたまったもんじゃないです。
けしてハッピーエンドではない終わり方も僕はめっちゃ好きでした。
—さらば青春の光・森田哲矢(お笑い芸人)

売れるか売れないかではなく、今挑戦しているか否か、が大事だということを思い返させてくれた映画でした。
—さらば青春の光・東口宜隆(お笑い芸人)

③エミアビ出演者のガチな姿は皆を魅了する!
森岡くん、前野くん、黒木華に浩文新井、好みだらけの役者だらけに、この中身。
みれてよかったです。飛んでました。とんだ映画でした。
—ムロツヨシ(喜劇役者)

死んでなお、人を笑かした海野は最強にかっこいい。かっこよすぎて、雛子に嫉妬した。
—犬山紙子(エッセイスト)

僕にとってエミアビは、おもろい先輩2大巨塔が組んだ夢のゴールデンコンビなのです。
だから絶対笑えるとは思ってたけど、まさか泣かされもするとは!二人の笑いマジだぜ。
—渡辺大知(黒猫チェルシー)

笑いは、人の心を回復させ救ってくれる。
笑えない日々が描かれていても、映像にも客席にも笑いが飛び交っていて不思議な感覚でした。
—高月彩良(女優)

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執筆者

Yasuhiro Togawa