ヨル(夜)の綱渡り──。17歳という年代を生きる少女たちは、暗闇のなかで綱渡りをしているような、そんな危うい毎日を生きている。映画『少女』は、湊かなえ(原作)×主演・本田翼、山本美月×監督・三島有紀子=4人の“女性たち”が仕掛ける、“死”にまつわる禁断の世界を描いた長編ミステリーです。
『告白』『白ゆき姫殺人事件』「夜行観覧車」「Nのために」等、大ヒット映像化作品を次々と世に送り出す湊かなえが「告白」の次に発表した作品が、本作「少女」。同級生ある“告白”から、「人が死ぬ瞬間を見てみたい」という願望にとらわれた、2人の女子高生の衝撃的な夏休みが描かれています。2人の少女を演じるのは、『アオハライド』など人気作品に数多く出演し、来年には『鋼の錬金術師』の実写化作品への出演も決定した本田翼と、主演作『貞子VS伽耶子』も大ヒット、『ピーチガール』(’17公開予定)等が控え、ドラマやCM、雑誌と、活躍の場を多岐に広げる山本美月。ティーンに圧倒的な人気を誇る2人が、これまでにない“表情”を見せる、豪華共演が実現いたしました。長編デビュー作品となった感動作『しあわせのパン』、モントリオール映画祭特別招待作品『ぶどうのなみだ』や『繕い裁つ人』等、女性の心を惹きつけてやまない新進気鋭・三島有紀子が、湊かなえ作品のダークかつ刺激的な世界を描き出しています。

本予告編::https://www.youtube.com/watch?v=I3MnlotJakE

この度、本作の本予告編が遂に完成致しました!予告映像には、男性教師の「みんなもいるだろ?親友。これだけは伝えたい。夢は諦めなければ必ず叶う!」という台詞からスタート。そんな教師の言葉とは裏腹に、どこか怒りを秘めたような表情の由紀(本田翼)と、クラスメイトからのイジメにあっている敦子(山本美月)のカット、その彼女たちの表情の後には“消えたらいい”“死んだらいい”と少女たちの心の闇が映し出されます。また、ベッドに寝そべる牧瀬(真剣佑)に由紀が顔を近づけるカットや、由紀が敦子を屋上から落とし、冷たい眼差しで「死ぬ瞬間じゃなきゃ意味ないよね」と口にするなど衝撃的なシーンが満載で、少女たちの純真さと欲望が入り混じった美しくも儚ないダークな世界観になっております。
さらに、予告編で流れるのは、GLIM SPANKYが歌う主題歌「闇に目を凝らせば」。この曲は、ライブでGLIM SPANKYにひと聴き惚れした三島有紀子監督の熱烈なオファーにより、書き下ろされた楽曲。本作のテーマである“ヨル(夜)の綱渡り”の儚く危うい世界観と、そのなかで必死に希望を見つけようとする心情を奏でています。

また、7月30日(土)から、一部を除く全国の上映劇場で『少女』特製ポストカードセット(全国合計1万セット限定)付き
ムビチケ/劇場前売り鑑賞券の発売を開始いたしました

■価格:一般 ¥1,400(税込)
■販売開始時期:2016年7月30日(土)より発売開始
■前売り特典:劇場で購入した方のみ数量限定
■販売劇場:全国の前売り券取扱劇場
※上映劇場は公式サイトをご参照ください。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa