『アデル、ブルーは熱い色」のミューズ、アデル・エグザルコプロスの日本公開2作目となる主演映画「アナーキスト 愛と革命の時代」が7月20日よりシネマカリテにて公開いたします。このたび潜入捜査官と女革命家の許されざる愛を描いた本作の予告編を解禁!また、同時に劇中カットも解禁!主演を務めたアデル・エグザルコプロスのコメントも到着!

今回解禁となる予告編は、19世紀末、不穏な空気のパリの街の中から始まる。タハール・ラヒム演じる潜入捜査官・ジャンが、革命を画策するアナーキストたちの組織に入り込んだ先で、アデル演じる女性革命家・ジュディットと出会い、激しい恋に落ちていく。しかし彼女はジャンに信頼を寄せる組織のリーダー・ウジェーヌの恋人、組織の中心人物。革命と使命と恋の狭間で、3人の思いは交錯する…全編にわたり張り詰めた緊張感のなか、激しい恋に落ちていく女革命家と潜入捜査官の姿に、切なくも哀しい予感が漂う。
主演を務めたアデル・エグザルコプロスは、「無意識かもしれないけれど、いつも、複雑な役柄を演じたいと思ってます。順風満帆な役に興味がないのです。19世紀末の無政府主義者の活動やその時代背景について殆んど知識がなかったので、アルベール・カミュの戯曲「正義の人びと」(1905年帝政ロシアのテロリストがクレムリン宮殿の前で、ロシア大公セルゲイ・アレクサンドロヴィチの馬車に爆弾を投げ殺害した物語)を読んだり、97年のアメリカ映画『フェイク』(単身、NYのマフィア組織に潜入した伝説のFBI捜査官を描いた実話)のジョニー・デップとアル・パチーノの演技を見て役作りしました」と、本作への意気込みを語った。

予告編::https://www.youtube.com/watch?v=efwyVIwXENc

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執筆者

Yasuhiro Togawa