金子雅和監督作品「アルビノの木」が7月16日(土)よりテアトル新宿にてレイトショー公開がいたします。上映期間中、劇場イベント続々決定!23日以降もイベント予定しております。

⬛連日21:00の回上映後
7月16日(土)初日舞台挨拶
(松岡龍平、東加奈子、山田キヌヲ、尾崎愛、松蔭浩之、細井学、松永麻里、山口智恵、金子雅和監督)
7月17日(日)山田キヌヲさん(女優)×金子雅和監督
7月18日(月・祝)松蔭浩之さん(現代美術家)×ヴィヴィアン佐藤さん(美術家・ドラァグクイーン・映
画批評家)×金子雅和監督
7月19日(火)乙一さん(作家)×金子雅和監督
7月20日(水)長谷川初範さん(俳優)×金子雅和監督
7月21日(木)金子雅和監督によるティーチイン
7月22日(金)瀬々敬久さん(映画監督)×金子雅和監督
⬛場所:テアトル新宿(新宿区新宿3−14−20 地下1F)

村人が大切にしてきた白い鹿を撃つために、農作物を荒らす害獣駆除に従事しているひとりの若者が、山に入っていく。
害獣駆除会社で働くユクの元に、多額の報酬の仕事の依頼が舞い込む。山間の村で「白鹿様」と言われる珍しい鹿を秘密裏に撃つこと。害のない動物を殺すことに仄かな疑問を抱えつつもユクは村に向かう。病床の母のために、人々が大切に思っている命を奪うこととは…。
獣害って、何だ? 害獣って、どっちだ?
自然体系が破壊され、動物がエサを求めて人里に下りてくる。彼らを私たちは「害獣」と呼ぶ。話題の害獣駆除に携わる若者の苦悩を描いた本作は、大きな自然に小っぽけなエゴイズムだけでしか対峙できない現代日本社会の記録でもある。
監督は金子雅和。東京で生まれ育った38歳。長編2作目となる本作で、自然と人間の関係性に対する疑問を集約させ見事に映像化した。

緊急公開! 7月16日(土)〜29日(金) テアトル新宿にてレイトショー!

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執筆者

Yasuhiro Togawa