この度、天才・河崎実監督が人気プロレスラー飯伏幸太主演で放つ特撮怪獣映画『大怪獣モノ』が、カナダ・モントリオールで開かれるファンタジア国際映画祭2016に正式出品作品としてワールドプレミア上映が決定いたしました。

1996年から開催され、今年で20周年を迎える本映画祭は、北米最大のジャンル映画祭として知られ、今年は7月14日から8月2日まで開催される。またこれまでも日本映画が数々の賞を受賞しており、2014年は『太秦ライムライト』、2015年は『リアル鬼ごっこ』が作品賞を受賞するなど、日本映画が高い評価を受けており、河崎監督が、『シン・ゴジラ』に対抗して作り上げた怪獣モノVSプロレスラーの対決を、海外の映画ファンがどんな評価をするのか見ものである。

本作は、大怪獣モノから地球を守る為に、巨大化した人間・新田が戦う、1965年に製作された怪獣映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』にオマージュを捧げた作品。
スーパー巨人を演じるのは人気プロレスラー、飯伏幸太。戦うフィールドをマットの上から特撮セットへと移し、鍛え抜かれた肉体と必殺技を武器に怪獣に立ち向かう姿は、特撮ファンのみならず女性プロレス・ファンたちも熱狂させるに違いない。巨大化前の草食系・新田を演じるのは「獣電戦隊キョウリュウジャー」のイケメン・斉藤秀翼。美和を演じるのは雑誌「ポップティーン」のオーディションでグランプリに選ばれた人気モデル・河西美希。新田を誘惑する女スパイ、リサには、DDTマットでも活躍中の女子プロレスラーでモデルの赤井沙希。そして、日本プロレス界の重鎮・鈴木みのるがクライマックスをダイナミックに盛り上げる。
また、エンディングテーマは、先日メジャーデビューを発表した、地下セクシーアイドル“ベッド・イン”が担当す
るなど、河崎実監督の集大成ともいうべき仕上がりとなっている。

庵野秀明×樋口真嗣監督作品『シン・ゴジラ』の公開に先駆け、7月16日(土)より夏休み全国順次公開が決定している。

■河崎実監督喜びのコメント■
「ファンタジア国際映画祭は『いかレスラー』の時に初めて招待いただき、スタンディングオベーションで観客賞をいただいたのが生涯でも最高の思い出です。映画祭20周年に、更にくだらない映画を出品できてうれしいです。ファンタジアをきっかけに、きっと全世界のみなさんも声を出して爆笑してくれることでしょう。」

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執筆者

Yasuhiro Togawa